FC2ブログ

緑の涼しさ―7月のさんぽ道―

DSC_7891s.jpg
わくらば散る

今日は七夕
小暑にもなりました
雨続きのため日曜日の満月から月を仰いでいません。
ホタルの産卵は済んだかしら・・・。次はヒメボタルになるでしょう。
早いハスが咲き始めていました。
庚申塔のまとめをしています。

DSC_7788-2ss.jpg
7月のさんぽ道

もう秋を感じさせる花が咲き始めました。
雨が止んで雲間から少し青空が覗くとヒョウモンチョウが元気に飛び回ります。

DSC_7816s.jpg
カブトムシとり

昔は木を揺すると雨のようにカブトムシやクワガタが降ってきたものです。
でも一匹でもいるととても嬉しくなります。

DSC_8002s.jpg
キノコの季節

DSC_8040s.jpg
そっとイトトンボ

トンボ類もどんどん出てきています。今日はノシメトンボが多かったなあ。

DSC_7907s.jpg
林の中



にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ
にほんブログ村

ネムノキ咲き始めて

ネムの木 010s
ネムノキ

それは夏の始まりのことだった
空は青ではなく眩しすぎる白だった
広い校庭の方に窓や扉は開け放たれている
見れば校庭には人影はひとつもない
その広く物音ひとつしない校庭から
一筋の風が吹いてきて
教室にかすかな風の渦ができたように思えた
そして薄められてはいたが輪郭の立ったよい香りが
一瞬漂って沈んでいった

その香りの正体を探すために目をやると
相変わらずじりじりとした広い校庭を囲むこんもりとした森に
一点だけ赤いものが見えた
ゆだった空気を通してゆらゆらと見える赤は満開に咲いたネムノキだった

その年のその日は梅雨明けの日となったと思う
ネムノキの花を見るとそんな光景を思い出す

DSC_0061s.jpg
ネジバナの咲く

ネジバナもちらほらと咲き始めた
さてここでまた問題です。この写真のネジバナは右巻でしょうか。左巻でしょうか。
ググってみるとネジバナには別名「ひだりまき」と言われていると書いてあってびっくりした。私が今までで右手,左手で確かめると半々に近いものだと思った。確かに論文にもそう書いてあったように思う。
正解は左巻だと思います。
さて右巻き,左巻きで考えるとフジは?アサガオは?とつなげて考えると何か法則性があるんでしょうか。
マメ科のフジはS巻き(左手、左ねじ)だが、ヤマフジはZ巻き(右手、右ねじ)であり、この違いは種の同定する時の判別ポイントの一つとなる。
S巻きの植物の例マツブサ科マツブサ、マメ科フジ・ナツフジZ巻きの植物の例ツツラフジ科ツヅラフジ・コウモリカズラ・アオツヅラフジ、アケビ科アケビ・ミツバアケビ、マメ科ヤマフジ、ヒルガオ科アサガオ
他にはキキョウ科ツルニンジン・バアソブ、タデ科ツルドクダミのように、同一個体が両方の巻きを取り得るものもある。
と書いてあった。
かつて高校生だった頃マーチン・ガードナーの「自然界における左と右」という本が本棚にあった。読んでみてもよく分からなかったが,渦の出来方が右なのか,左なのかという話があったように記憶している。低気圧や高気圧,台風の渦の出来方など,何か右,左について興味があったのだと思う。その時にお風呂の水を抜いたときにできる渦は右巻なのか,左巻なのかと真面目に悩んでいた。風呂の排水口は真ん中ではないので水の渦の出来方は偏っているだろうという勝手な考えで確かめることをやめてしまった。あれからン十年も経っている。しかし毎年ネジバナを見るといまだにお風呂の排水口にできる渦が頭の中に浮かんで来てめまいさえする。そして自分の考えも高校時代からちっとも進歩することはなく,かえって渦を巻くめまいとして止まっていることにまためまいを憶える。たしかヒッチコックの映画の中に原色の渦が出てきてめまいを起こす場面の映画があった。あの時にヒッチコックの映画の魅力っていつの間にか渦のような何かに巻き込まれている不条理さにあるんだなと思った。自然界には不思議なことがいっぱいあるといつも思う。

伊豆沼 325s
コシアキトンボ

伊豆沼 439-2s
ウラナミアカシジミ

IMG_5866トホシカメムシsトホシカメムシ

伊豆沼 112s
コフキトンボ♀ ♂もいっぱいです。

今日は写真いっぱいですが,最後に一枚だけ二宮金次郎さんの銅像を見て気付いたことを見ていただいて「落ち」とします。

IMG_5903-2s.jpg
二宮金治郎さんの視線に注目して下さい

何と二宮金治郎さん,手元の本を読んでいないのです。
びっくりです。今までずっと二宮金次郎さんは本を読んでいたと思い込んでいました。だから刻苦勉学に励んだことで銅像になったと思っていました。
今このことを書きながら自分ながら「ちょっとくだらない」と恥じ入っています。



にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ
にほんブログ村

散歩にて

IMG_5656-2s.jpg
稲が大きくなり,田んぼに空が写る面積が減ってきている。しかし,田んぼに映る空の青はいよいよ美しい。

今日は,散歩途中で見つけたことや,はてと不思議に思ったことなどをまただらだらと書いてみます。
犬の散歩を兼ねて,朝夕と2時間ずつ散歩に出ます。この時に心に留まった風景を撮ったりしますが,石碑の前や夕方の景色に向けてカメラを構えているとやっぱりどこか,「この人何やっているんだろう」と不審な目で見られたりします。実際警察に通報した方もいるようです。田舎ですからうろうろしていると不審者と思われても仕方ないですかね。鉄道写真を撮っている時にも警察からよく呼び止められていました。それ以来,とにかくこちらから大きな声で挨拶しお邪魔していますと先手必勝で断りを入れます。この頃は地元でお話をお願いされた講演会では自分の名前よりも「朝晩,黒い犬を連れて散歩している者です」と自己紹介をすると「あ-。あんただったのか」ととても分かりやすく自己紹介できるようになりました。
さて季節はコロナの影響でまたたく間に過ぎている感じがします。7月1日の半夏生が過ぎて,もう7日には小暑,七夕となります。
半夏生というのは太陽黄経100°で,小暑は太陽黄経105゜だと書いてありました。この太陽黄経というのは太陽の通り道は春分点で0゜で始まり,6/21の夏至で90°,秋分点で180°,冬至で270°と区切られていく。半夏生は,90°の夏至からさらに10°過ぎたということになる。おおまかに一日1°ずつということになるのだろうか。これが夏至に向かう間に日没が1分ずつ遅くなることや夏至を過ぎてから日の出が1分ずつ遅くなることと中々つなげて考えられない。そこで実際の生活の中の太陽の位置で考えてみます。

太陽位置-2ロゴ入り
今年2020年3月21日から1ヶ月ごとの同じ午前6時30分時点での太陽の位置です

このまま続ければアナレンマになりますね。
同じ午前6時30分時点での太陽の位置はこんなにも違うんですね。これを見ると夏至の6月21日まで早く太陽が出ていっていることが分かります。そして夏至が過ぎると日の出が遅くなっていくことが目で分かります。
この現象を太陽黄経とつなげて考える時に,またちょっと抵抗がありますね。

IMG_5701-2s.jpg
夕方に晴れてきた

IMG_5770-2s.jpg
日没の最後の光で虹が立った。虹は外側が赤だとするとこの虹の中心は写真右でしょう。しかし右側には出ていませんでした。

昨日の夕方,日没直前で雲間から太陽が顔を出して,東側にこのような虹ができました。
さあ,ここで問題です。実際日没でこの虹は消えていくのですが一体「上,下」どちらから虹は消えていくのでしょうか。

正解は「下から消えていく」でした。しかしどうして下から消えるんだろうと不思議に思いました。でも太陽は下に下がるので虹も下の部分から光が届かなくなり消えていくということなのかな。

IMG_5823s.jpg
チョウトンボ 
道路にうずくまっていました。放っておくと車に轢かれるので脇の方によけてあげました。ひょっとして車に衝突して脳しんとうを起こしていたのかもしれません。しかし毎年感心しますが,この照り返しの美しさには見とれます。

DSC_6915-2s.jpg
アゲハの幼虫たちも元気です。これは5齢ですからまもなく蛹になりますね。
しかし,どうも幼虫だけを見ても,自分にはキアゲハなのか,クロアゲハなのか,区別がつきません。

DSC_7434-2s.jpg
ホタルは低調なまま続いていますが,明後日の満月と一緒に月見ができるといいですね。

ホタルについて,新しい写真はどう撮ればよいかを模索しています。そして,できたらホタルの卵を・・・。
自然を相手とする場合,とにかく理解していない分,出たとこ勝負,体力勝負で挑みますが,ホタルの卵だけはほんとに難しい。天然記念物指定ですから捕獲することもできないですからね。コンチュウ専門の先生に相談しました。

最後に愚痴みたいなことになりますが,写真が溢れすぎている現代です。短時間でいいもの見つけてぱっと見て,とにかく「イイネ」を押していませんか。私はコロナ前に某写真投稿サイトに写真だけを出していましたが,何か違和感があって今は投稿していません。皆さんは写真の何を見てますか。今は写真も大量消費時代です。撮ってはまた捨てられ,捨てられたくないからまた撮っていると感じさせる時代の匂いがあります。写真一枚を吟味して見たり,細部に何があるかを見たりする鑑賞の仕方ではなくなっているような気がします。私は東日本大震災,そしてコロナと自分の写真のオリジナリティーとは何かをつくづく考えるようになりました。その上で大切なことは「テーマ性」なのだと思いました。地味な写真の中にもその人のテーマの流れが追究されているはずです。溢れすぎているひと目を引く,ちょっと詩的な写真もいいかもしれませんがネイチャーフォトの皆さんは今の時代をどう思いますか。こんなんでいいんでしょうか。小粋な写真一枚載せて当たり障りのない言葉をちょっと付け加えて「イイネ」をもらおうとする,その風潮に違和感を感じます。


にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ
にほんブログ村

新・遠野物語-春蚕の出荷-

IMG_5617-2s.jpg
繭の美しさ

宮城県内でも,もう十軒ほどしか残っていない蚕農家の一軒を登米市石越町に訪ねています。
スケジュール通りに蚕は生繭のまま出荷されていきました。80キログラム弱の生繭は,一個一個丹念にチェッされていました。中の蛹が死んでいる繭は出荷できず,取り除かれていきます。透過光でチェックすると中の蛹が死んでいると,黒くなっているので選別できるのだそうです。しかし取り除かれる繭は百個に一個くらいだけで殆どがOKです。繭研きをした後の繭は美しい楕円状で肌ざわりがとても良く,光に透かしてみると梅雨空の暗い雲の下で一際白く輝いていました。ここの蚕農家さんでも半分ほどに規模を縮小して,更に春蚕(はるさん)と秋蚕(あきさん)しか行わなくなったのだそうです。規模を縮小したとはいえ,三齢終わりで入荷した蚕の幼虫は卵にすれば60000個弱になります。これが繭になった場合約100キログラムになります。この100キログラムの内20%程の20キロ弱が生糸になります。あとの80キログラムが蛹の重さというわけです。蛹は蛹で加工され,鯉の餌や肥料になりますが,最近6/29日付けの日本農業新聞によれば九州大で蚕がコロナワクチン開発の可能性と出ていました。従来より蚕から薬を取るという事実がありましたから大いに期待したいです。

DSC_7484-2s.jpg
出荷前の選別作業  透過光でチェックすると中の蛹が死んでいると,黒くなっているので出荷せず取り除かれるのだそうです。しかし取り除かれる繭は百個に一個くらいだけで殆どがOKです。

私は今回この蚕農家の見学をしてつくづく感じたことがあった。遠野で有名な「オシラサマ」というのは「お白さま」のことで,蚕のことだと合点がいったのである。幼虫も繭も白く美しい。美しい糸をつくる御蚕様(おかいこさま)と呼ばれるのも納得できる。ここで柳田國男の遠野物語の「オシラサマ」の項を改めて読んで見ましょう。
六九 今の土淵村には大同(だいどう)という家二軒あり。山口の大同は当主を大洞万之丞(おおほらまんのじょう)という。この人の養母名はおひで、八十を超えて今も達者なり。佐々木氏の祖母の姉なり。魔法に長じたり。まじないにて蛇を殺し、木に止とまれる鳥を落しなどするを佐々木君はよく見せてもらいたり。昨年の旧暦正月十五日に、この老女の語りしには、昔あるところに貧しき百姓あり。妻はなくて美しき娘あり。また一匹の馬を養う。娘この馬を愛して夜になれば厩舎(うまや)に行きて寝ね、ついに馬と夫婦になれり。或る夜父はこの事を知りて、その次の日に娘には知らせず、馬を連つれ出して桑の木につり下げて殺したり。その夜娘は馬のおらぬより父に尋ねてこの事を知り、驚き悲しみて桑の木の下に行き、死したる馬の首に縋すがりて泣きいたりしを、父はこれを悪にくみて斧をもって後うしろより馬の首を切り落せしに、たちまち娘はその首に乗りたるまま天に昇のぼり去れり。オシラサマというはこの時より成りたる神なり。馬をつり下げたる桑の枝にてその神の像を作る。その像三つありき。本もとにて作りしは山口の大同にあり。これを姉神とす。中にて作りしは山崎の在家権十郎ざいけごんじゅうろうという人の家にあり。佐々木氏の伯母が縁づきたる家なるが、今は家絶えて神の行方ゆくえを知らず。末すえにて作りし妹神の像は今いま附馬牛村にありといえり。
いなくなった娘を案じて,父は娘を探して大いに嘆いていたところ,父の夢に娘が出てきてこう言ったという。「お父さまよ。心配されるな。私も今達者に暮らしています。明日の朝,馬を吊した桑の木の下を見て下さい。桶の中に沢山の蚕を置いておきます。これを育てて私が働けなくなった分の収入に充ててください」と夢で告げたという。これが蚕の始まりであり,桑の木と蚕との関係である。実際に学説ではどう解明されているのかは分からないが白い蚕や繭が「オシラサマ」であることは私には腑に落ちた。

DSC_7518-2s.jpg
繭を切ってもらった 蛹はもう少しでカイコガになるという手に持ってみたらくねらせるように動いた

繭を出た成虫としてのカイコガは,飛べないし,そのまま死んでしまうと言う。究極まで家畜として改良され続けた結果である。自分でカイコガを育て卵を取ることは種苗法という法律によって禁止されているという。専門の機関でしか採卵や孵化は行えないという。今年配蚕(はいさん)されたカイコは「春嶺×鍾月」で糸の生産性が高い品種だという。すべて専門の機関で研究,交配されたものがスタンダードとして各蚕農家に配られるわけである。ただし産卵した卵は一年しかおけず,毎年更新され続けていくという。それも苦労なことだと感じた。

DSC_7554-2s.jpg
袋に詰められた蚕の生繭は買い付け専門指導官が計量し,製紙工場へ送られていく。

今年の作柄を聞くと,暖かい気候で順調だったという。温度管理が大切な時期に暖かく24℃という管理温度を保ちやすかった結果良い作柄になったと言っていた。

何よりも毎年ながら出荷までやり終えて,ご夫婦は一安心したようです。毎日毎日おいしい桑の葉を与え続け,温度管理に気を遣い立派に蚕を育て上げたご夫婦のきまじめさにまた百姓の底力を感じて感銘を受けた。

尚,秋蚕は9月初めに配蚕されるそうなので9月にまたこの記事を続けたい。


にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ
にほんブログ村

晴れてホタル

DSC_5754-2s.jpg
晴れてホタル

あと何日ホタルを見られるのか
がんばりたい
昨年のピークは6/25-6。そして二日の雨。それでも減りませんでした。

DSC_1816-2s.jpg
流されていたホタル(真ん中)を木の杭に止まらせてあげました 2019年


DSC_1701ホフs
テイクオフ 2019年

hokutosichisei-2gs.jpg
ピークが近いか 2019年6/25

月曜日はしっかりとした雨が降って昨晩はからりと晴れ上がりました。
かなりの数が飛んでいました。ピークが近いと思われます。星もきれいに出て天の川が昇っていきます。
ホタルなのか,星なのか分からなくなるほどの景色でした。


hokuten-2gs.jpg
北天に遊ぶ 2019年6/25


今年の場合ははっきりとしたピークが望めそうにありません。


にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ
にほんブログ村