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マガンも帰り支度-支倉常長-

2013-03-05 035sハスに冬の余寒

 マガンの北帰行の渡りが始まるんじゃないのというコメントをいただきますが,2/28から1日の平均気温がプラスに転じて,今日で7日たちます。1日の平均気温がマイナスからプラスに変わることをきっかけに北帰行が始まるのではないかと勝手に私が思っていますが,確かにその時期にさしかかっています。秋田の能代市小友沼や北海道の渡りのポイントの数に注意するとわかるのではと思います。要チェックですね。
044s.jpgエナガ羽繕い
 ところで今年2013年は,支倉常長がサンファンバウティスタ号でヨーロッパに向かってから400年目に当たる年だそうで,今年みやぎディスティネーションキャンペーンにも当たっている年ですから,サンファン号,慶長遣欧使節,支倉常長,石巻市,伊達政宗とキーワードが結びついて,各種イベントも企画されていくことでしょう。
 奇しくもあの東日本大震災から2年。支倉常長がサンファン号で旅立った1613年の2年前の1611年に慶長大津波があったそうですから,歴史的にも符合することが多いのも今年の特色でしょう。
2013-03-05 017s雪溶けて春の光
 先日2/24に石巻に行きました。音楽のレコーディングに写真係として参加させていただきました。作曲した大場俊郎氏に誘われ,組曲「支倉常長讃歌」のレコーディングでした。素晴らしい曲で,そのうちCDになって発売されるそうです。おすすめです。

 それ以来,改めて支倉常長のことが気になって,関係する本を読む日が続いているのですが,以前遠藤周作の「侍」なんかはキリシタン関係として読んではいたのですが,支倉常長は歴史的な人物とだけしか考えていなかったのです。今回の音楽のすばらしさに出会って,もう一度支倉常長のことを読み直そうと思ったのでした。

 遠藤周作は,「切支丹時代」の中で支倉常長について「家中の上級武士でもなかった支倉常長を使者とした。偽りの使節であるから重臣を使う必要はなかったのです。」と書いていますが,確かにキリスト教弾圧が行われていた時代に現地で洗礼を受け,7年後に帰国したときには無用者になっていたことは事実で,彼の記録も抹消されるようになりました。悲劇の人と解されることもあります。
135s.jpgマシコ
 ましてや,五野井隆史「支倉常長」を読むと,出航ひと月前に彼の父は断首,お家断絶になっている中での使節抜擢ですから罰としての捨て駒役の大使だったのではという説まで出ています。
 しかしそうだとしても常長の業績は,あの時代にしてローマ法王の謁見まで果たすという偉業はすごいものです。
 どうして支倉常長が選ばれたのか。
600石を所領した常長は石高でも臣下で170番目くらいにしかならない中級の扱いでした。
 遠藤周作は「侍」の中で,伊達の御一門衆の白石氏と石田氏の推挙と扱っています。若干19歳で常長は政宗の下で朝鮮出兵などの重要な任務にも選ばれています。
支倉常長がどうして選ばれたのか。
興味の尽きないところです。


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初めまして

初めまして。silent walkerさん。
この頃中だるみでだめなんですが,自分の思ったことや写真をこれからも載せていきたいと思います。暇なときにどうぞ見に来て下さい。山歩き,伊豆沼,星,宮澤賢治の話で回しています。
ところでsilent walkerさんのブログ拝見させていただきました。素晴らしい写真の数々。特に広角で撮った写真に迫力と落ち着きが感じられました。素晴らしいです。

Re: タイトルなし

今朝ガンたちは北方向には飛んでいきましたが,南へ向かうものはいませんでした。ガンの声を聞くのももう終わりです。
古文書は難しくて読めません。習いたいと思って菅野先生のところに行ってみましたが話を聞いただけであとは行ってません。

はじめまして。最近 FC2ブログを始めた者です。
透明感あふれる素晴らしいお写真の数々にすっかり魅了されました。
また写真に添えられたお話も魅力的で、とても勉強になります。
勝手ながらリンクを頂戴いたしました。これからも楽しみに訪問させて
いただこうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。^^

昨日は、伊豆沼にと思ったのですが、急遽、図書館へ。いつもは何処かにガン達がいる、中田の田んぼにガンがいませんでした。・・帰ってしまったのですかね?。
今、昔の手紙(古文書)を勉強しています。記号・暗号としか見えなくて「パズル」の世界です。前からやっていた、「葛西氏」を思いながら「神社・仏閣」を巡っています。当時の人々と自然が、おぼろげながら見える時もありますよ。
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