fc2ブログ

ブナ林を彷徨う2-栗駒山-

DSC_2533_4_5-7s.jpg
気になる一本のブナ 縦位置

斎藤茂吉「短歌写生の説」を読む
短歌における「写生」は,つくづく写真の考え方と同じだと思った
では写真での構図の取り方は,短歌では歌われた題材の配置(第一句~第四句)となるのか
そこら辺が問題だ

DSC_2467_8_9_tonemapped-7ss.jpg
気になる一本のブナ 横位置

「写生」という考え方を突き詰めていくと,風景論-写真論-短歌論-絵画論の蝶番となるものが見えてくるのだろうか


スポンサーサイト



春駆け上がる栗駒山

DSC_4616-6ss.jpg
標高850m付近から磐井川を見下ろして烏帽子山を望む

5月の第三日曜日は栗駒山の山開きです
当日はあいにくの天気で視界が利かなかったようです
上の方はこれから一気に春から夏に向かうでしょう

DSC_4441-6s.jpg
葉が開き始めたブナ


DSC_4626-6ss.jpg
ブナの葉が開いた緑とまだ開いていない所が一目瞭然です

この日は850m付近までブナの展葉ラインが登ってきていました
以前に計算してブナの展葉ラインは一日当たり高さ40mずつ登っていくというめやすをつけました
ということは天候にもよりますが二十日辺りに須川温泉周辺(標高1113m)の木々も葉が開き始めます
このブナの展葉ラインはその後一気に夏まで駆け上がっていきます