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新・遠野物語-復興五輪へ-

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復興五輪へ 補足します。この写真は実際とは違います。私が五輪マークを描き加えたものです。ご注意下さい。

新・遠野物語は震災復興の現在をも描きます。
二日前の記事「聖火が舞い降りる」で,ブルーインパルスの五輪マーク練習飛行にふれました。
今日は大変な暴風でブルーインパルスは飛ばないのではと思いました。飛んでもとても危険だと思いました。
しかし飛びました。すごいと思います。訓練に訓練を重ね,いつも復興の一歩先を飛び続け,私たちに勇気を与え続けているブルーインパルス。ありがとう。


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あと2日で聖火が舞い降りる

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奥松島 萱野崎

気付いてみればあと2日で聖火が日本で最初に宮城に舞い降りるのです。
東松島市の広報を開いてみました。
■日時 3月20日(金・祝) 11時~11時50分
■場所 航空自衛隊松島基地
■参加予定者 東松島市関係者 ほか
■スペシャルゲスト 吉田沙保里さん、野村忠宏さん ほか
■内容 ・ステージ上での聖火皿への点火
    ・ブルーインパルスによるカラースモークでの「オリンピックシンボル」展示飛行
    ・航空自衛隊中央音楽隊による「Hope Lights Our Way」などの演奏
    ・東京2020組織委員会代表者などの挨拶


空では・ブルーインパルスがカラースモークで五輪を描き,大地では人文字が五輪を描きます。
素敵なコラボです。
実は今日松島で星景写真のロケハンをしていた時,ブルーインパルスの練習が見られました。

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空に浮かぶブルーインパルスの描いた円

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隊形を組んでスモーク

聖火歓迎 人文字五輪 & パークゴルフ大会開催
 松島基地に隣接する「矢本海浜緑地パークゴルフ場」において、人文字の五輪を作り、聖火到着を歓迎します。人文字には車いす利用者などを含む約200人が参加し、上空にはブルーインパルスの五輪、地上に人文字の五輪と、2つの五輪の演出を予定しています。
■日時 3月20日(金・祝)11時頃 人文字五輪開始予定
■場所 矢本海浜緑地 パークゴルフ場
※午前中貸切。6コース54ホール使用。
■カラー オリンピックカラー用紙(赤・青・緑・黄・黒)を使用しての演出を予定  東松島市広報から

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オルレのコースから

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あの日を忘れない

天の川と桜
「み魂よ。美しき星に。」
2011年3月11日から一か月経って,この桜は例年よりも美しく咲き,満開になった。桜の背景の天の川の方角は丁度南三陸志津川。追悼式典が行われた日だった。その夜,たくさんの魂が天に昇っていくように私には見えた。

あの日から9年になろうとしています。
ガソリンが手に入らず,片道1時間かけて自転車で通勤していたこと。農家の井戸から水を一輪車で運んだ毎日。2週間経った志津川に行って言葉を失い立ち尽くしたこと。夜,ろうそくの光で卒業式の準備を進めたこと。夜の避難所で泥のような咳の音や苦しみうめく人の声。避難所のトイレ掃除しか出来なかった自分。そんな何か申し訳なさにさいなまれ続けた。津波で亡くなった人々や大切な家族を失った人の話を聞くことがとても辛かった。自分が何もしてあげられなかったからだと思う。毎週被災地に通い続け,写真も撮り続けた。しかしむしろ通い続ける中で,行く度に変わり続ける海辺の町の景色にとまどった。以前の景色や一週間前の景色が次々と消され塗り替えられていることにも苦しんだ。震災後七年目の3月のことだ。父が亡くなった。父が亡くなったその日から気仙沼線の写真展を六ヶ月かけて三期に分けて行った。死ぬ前に父はよいことだからやりなさいと言った。市に写真展の企画書を持っていった時に開口一番「金は出せませんよ」と言われた。がっかりした。
震災後間もなくの頃,大川小学校6年生は一人だった。偶然その子どもさんの読書感想文や総合学習のまとめを知る機会があった。目標を失わず努力し,黙々と勉強を続けている姿に非常な感銘を受けた。と同時に何故かまた申し訳ないといういつもの気持ちにさいなまれた。そんな気持ちを抱いて生き続けている。そんな気持ちの整理のために折々に大川小学校跡に行っている。強さを教えてもらった一人の子どもさんにお礼を言うために。


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新・遠野物語-村人の生活-

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沼のほとり

「新・遠野物語」は,写真と歴史から埋もれていく昔の良き風景を記録しておきたいとスタートしました。
今日は村人の一年の生活を追ってみたいと思います。この村人の一年の生活暦を知ることで当時の人々の生活や考え方,信仰を知ることができるからです。

1月16日  お墓参り
1月17日  お蒼前さま 馬頭観音に豆粉餅を上げて,馬にご馳走する。
1月23日  二十三夜さま
1月24日  愛宕さま お精進をして愛宕さまをまつる。
1月25日  のの岳さま祭
1月26日  月待ちの夜(二十六夜か)

一月は年の初めということもあり,自分たちの正月の後は御先祖のお正月,そして馬のお正月,お月さまのお正月,愛宕さま,のの岳さま(箟峯寺白山祭)と続きます。「お蒼前さま」は馬の神様,二十三夜,二十六夜は月待ちの習わしでしょう。そして愛宕さまは火伏せの神様です。

3月12日  山の神講 嫁達の講で,小牛田の山の神にお詣りして集まり,お精進をする。(正月,三月,九月)
3月19日  鱒淵観音の日お詣りの日。講中から二人ほど馬に立派な仕度をさせてお詣りする。
3月28日  古峯神社祭 火防の神様
5月     初田植え 田の神,お蒼前さまにお供え
6月16日  虫送り 津島神社祭 神社で祈祷してもらい,お札をいただく。
7月16日  お弥勒まいり
   24日  愛宕さまのお祭り
8月15日  八幡さまお祭り

そして女達によってつくられていた講,山の神。馬頭観音を祀っていた鱒淵観音の日お詣りの日。 古峯神社祭は火防の神様として知られています。田の神,津島神社のお祭り,お弥勒まいりは上沼の弥勒寺のことです。愛宕,八幡様参りと続きます。無事に田植えが終わり,稲が順調に育ってほしいことがいかに大切かがうかがい知ることができます。


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雪降った日

9月9,19,29日 みく(三つの九日)断ち 明神さまの屋根の葺替え
10月12日 山に入らない
    16日 虫供養
11月    軍馬購買 栗原,本吉,岩手方面から1800頭の馬が集まり,購買官がよい馬を買い上げていった。一市,横丁の両側にすべての馬が並んだ。
12月    出羽三山講最後の精進日
    12日 山の神の年取り
    16日 お蒼前さま馬の年取り 餅を搗いて馬にご馳走する

こうして一年の村人の生活を書き出していくと,信仰が生活を支えていると強く感じます。特に天候に左右されて三年に一度収穫できればよいという程厳しい自然にさらされていた昔の村の生活は,心の拠り所としての信仰を生活の支えとすることで成り立っていたのでしょう。

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差しかかる光

一つ一つが無事終わる毎に村人は「良かった。良かった」と喜び合っていたと思います。普通が一番。いくらかでも米ができれば収穫ゼロよりはましだ。「良かった。良かった」

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マガンの群れの中の石碑

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蕪栗沼の堤防に埋もれるように一基の石碑があった

朝の鳥の飛び立ちを見るために蕪栗沼に来ている。
草むらからのガンの飛びたちをねらうために草むらに入った。すると写真にあるような石碑を見つけた。とても石碑なんかあるような場所ではない。よくよく見てみると昭和十二年山形の酒田市に住んでいる人が蕪栗沼を開墾し,八幡神社の遙拝所のようなものを建てた記念碑のようだ。よく開墾や干拓で他の土地から入植して苦労して開墾してきた開拓者の人々だ。そんな先人の苦労を偲んでいるとむしろ動物や鳥の方が人間が拓いた土地を大切な恩恵として引き受けているように思えてきた。
石碑によってもう忘れられている過去の出来事が何万という鳥たちによって引き継がれていたことに気付いた時にこう思った。
「先人の築いてきたものを人間はちゃんと引き継いでいるのか」と。

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餌場へ飛ぶ

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キツネが見回りをしていた今朝。 

強拡大で画面が荒れていますがよく見ると眼がぱっちりとしたキツネでした。


24日のISS,26日の部分日食,夕方の金星とオリオン座の出,没・・・。楽しみはいろいろあります。

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