2022/06/27

昨夜6月26日 レタッチを工夫してみました
夏至も過ぎてしまうと焦って出かけて行った先回だったが,
ホタルはせいぜい10匹程度でがっかりした。
ああこれで今シーズンもだめだったかと思ったのは,実は2021年は夏至でピーク過ぎという早さで
ホタルが飛んだからだった。そして昨夜6月26日行ってみたら・・・「増えている」「よかった」
これで再び考えてみたのだが,昨年2021年は異常に
ホタルの出が早い年だったということが分かった。まさに限界まで前倒しで早く出た年だったのだ。2021年と言えば記録的に冬が寒かった年ですが,それらの要因がどのように結びついて
ホタルの出現時期まで特定されていくのか。一体
ホタルの出現時期というのは何が影響しているのか,難しいものです。「積算温度が・・・」と言うけれどなかなか一致しません。
とにかく昨日行って増えていたのでピークはこれからと安心しました。
昭和46年に結成された「源氏ぼたる保存会」さんの掲示板には昨晩は「65匹」と少し大きく書いてありました。

昨夜6月26日
ホタルの発生は実に複雑で理想的な条件のもと,均衡状態が取れている場合にのみ発生することは誰でも知っていることですが,実際に「水」もただ水であればいいのではなく,カワニナが発生できる水質,温度が保たれるの川であること。また幼虫から蛹になるための「土」もコンクリートで固められれば発生できなくなります。そして気温,産卵に適した陸上部分や植生などの環境と,つまり全体の条件が整う所に発生します。ですからかなり条件は厳しいことになります。大発生した場所でも数年でぱたっといなくなる所もあります。
SDGsが叫ばれていますが,その理想型がホタルの存在だと思います。だから「水」「土」「地上部分の環境」の指標となるホタルの棲む環境を目指すことがそのまま
SDGsの複数の目標を達成する環境となっていきます。この頃はやたら数値目標という数字が示されますが分かりにくいものです。ただ「ホタルの棲める里づくり」だけでいいのです。