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-8℃の夜明け『鬼の話』

ガン飛びだつ  6:41
朝のハクチョウ  -8℃
タゲリ  タゲリ

今日の本
『鬼の話』折口信夫 角川文庫 『古代研究」所収(昭53)
それこそ神様はひょっこりと村を訪れるものです。忽然と出てきてその村を訪問する。風の神もいれば,疱瘡の神もいる。いい神様もいれば,悪い神様もいる。ともかく,来た神様に悪い扱いはできない。悪い神様でも丁寧に歓待すればそのうち何処かへ行ってしまう。土地の精霊は,土地と関係することが深くなるにつれて,位を授けられるようになる。そのときに悪い神は位の低い神,よい神は位の高い神と格付けされていったと言われています。いずれにせよ,神はたくさんいて,常世神と云われるものでした。常世神は元々は海から「まれびと」としてやってくるものでしたが,やがて山から下りてくるように,天から下りてくるように考えられるようなりました。高天原伝説のようにです。ちょうど新・旧正月の歳神を送る時期に鬼が来るという考えがあります。いずれにせよ,丁重にもてなして喜んで帰っていただくというもてなしをします。喜んでもらえば,すぐ戻ってくることなどないという考え方でしょう。みなさんのおうちでも鬼は丁重にもてなしてあげ,喜んで帰っていただきましょう。「福は内,鬼は外」やさしい鬼の話もずいぶんありますね。
おにたのぼうし (おはなし名作絵本 2)おにたのぼうし (おはなし名作絵本 2)
(1969/08)
あまん きみこ

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