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昌學寺の桜三景『 四季 ユートピアノ』

昌學寺1昌學寺入り口の桜
昌學寺2昌學寺入り口の桜
不老ざくら昌學寺「不老桜」


 さくらをマッス(塊)でとらえると,どういう写り方になるのかと撮ったのがこの写真です。さくらは美しいばかりではなく,夜はまた違ったように感じます。特にしだれざくらは夜のかすかな風にも揺れ,写真の中で動き続けます。それもまたおもしろいものです。
 昌學寺の「不老ざくら」は昨年に比べ,かわいそうなくらい弱っていました。毎年会えると思っていたのに,一年という辛い月日を感じました。何が悪いというわけではありません。昌學寺には代々桜守までいて,大切に保存されています。人間の思いと裏腹に弱っていく姿を見るのは辛いことです。それでも幾分白くなりつつある可憐な花を咲かせていました。ありがとう。いつもありがとう。

今日の一本
佐々木昭一郎『四季 ユートピアノ』
昔の日記を見ていたら,「佐々木昭一郎の『四季 ユートピアノ』を観て,よかった」と書いてありました。どうやら,日本映画専門チャンネルで2006年6月に「RESPECT 佐々木昭一郎」と題して佐々木昭一郎の特集があったときのことでした。佐々木昭一郎がNHKでつくった映像はかつて観たこともなかった詩でした。わたしが子供の頃にも何気なく観ていました。不思議な番組だなと感じた程度でしたが,映画を観るようになって改めて彼の作品を観ますと,その完成度に驚くばかりです。すごい,と思いました。私の映画の好みはビクトル・エリセやタルコフスキーのようなきれいな映像を撮る監督が好みです。日本の監督では,小栗康平や黒沢清の作品も好きです。当時の日記にはこう書いていました。恥ずかしいですが載せます。

裸電球で透かしてみた手の中の鮮やかな赤い色
離れていく線路
雪の日に消えていく音
山の中にある湖を見た日
最終列車の汽笛
アルミニウムの苦さ
音叉
赤ちゃんの声はなぜAなのだろう
朝靄に沈んでいった友の声
マーラーの4番
どこかであった景色


これだけ埋もれていた記憶を呼び覚ます映像は貴重です。
なお佐々木昭一郎の作品はこちらからどうぞ。
四季 ユートピアノ [VHS]四季 ユートピアノ [VHS]
(1986/03/25)
中尾幸世

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