FC2ブログ

台風が過ぎ去って

栗駒星8.21 075-2s
夜に漕ぎ出そう
羽黒公園0926 147-2-sヒガンバナに秋の陽差す(昨年9/26)

 今日は,ちょっと不謹慎な話かもしれませんが,よろしくお付き合いください。
 実はわたしは子供の頃から台風が近づくと何かときめいてしまうのでした。
 どうしてそんな気持ちになるのかはわかりませんが,異国から来るとてつもなく大きいものに,今までの世界にはない何かを子ども心に感じていたのでしょう。

 今思えば,台風は海の彼方からやって来る,まさに世界の果てからやって来るマレビトでもあったのだと思います。
 子どもの頃,家には竹林があり最接近した台風の風でもみくちゃにされる竹を見た覚えがあります。
 その中にわたしは何の躊躇もなく入っていったのでした。
 妙に暖かい烈風はまさに行ったこともない南の世界の空気そのものだと感じたのでした。

 だから宮澤賢治の「風の又三郎」は,自分が感じた台風そのものだとすぐわかりました。

 山登りをするようになり,何度か息もできない風の中を歩いたこともありましたが,台風のときに感じた高揚感とは別のものでした。

 先日台風17号が通り過ぎた深夜,わたしは台風の風を聞きながら,子どもの頃に感じたそんな思い出がよみがえったのでした。


にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ
にほんブログ村