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春を探す

ミズバショウ 093-2gs
4/16 こちら宮城県北部は桜の開花となりました。やっと桜が咲き始めたのです。待ちに待った桜の開花です。
しっとりと空気が膨らんでいます。あー。春ってこの空気感なんだなあとしみじみ深く息を吸いました。その膨らんでいる空気の底にウメや草花の匂いが漂っています。
ミズバショウ 502-2gs
よくよく春を考えると,そこには様々な純粋なものが「交じり合う」という喜びがあるような気がします。ところが「交じり合う」というのは,溶け合うという皆が同じ質になるのではない,質の違うものが同時に存在し続ける地平ができあがるという場所が春なのだと感じます。
ミズバショウ 493s
これは,いわば波長の違うものが干渉し合う次元から,やがて互いのリズムが共振して倍音を発するようなものに似ています。
ミズバショウ 420s
境界は境界として存在しながら境界を飛び越えた次元が逐次生まれ出てくる光景に似ています。歴史の中ではこの作用を果たしたのは,お金や物でした。異次元の文化に風穴を開けて通路を開いたのでした。経済の始まりです。
ミズバショウ 371-2gs
しかし,自然としての春はそんなことはたやすくやってのけています。貨幣という単一な物もいりません。それ自体が変幻自在に適応しているのです。この柔らかさとは,一体なんなのでしょうか。
ミズバショウ 288-2s
そんな方向を生物多様性と言ったり,全宇宙のエネルギーを自分の中に取り入れる開かれた身体をとヨガのインストラクターが言ったり,グローバルな社会と言ったりしています。しかし,実感のない言葉が飛び交っているように感じたりもします。
ミズバショウ 535s
しかし,私が今感じている春は疑いようもなく春の感情です。春によってもたらされた実感です。あとは私たちが春を自分の中で「大切にする」という視点さえあれば,世界は輝いて見えてくると思うんですが・・・。

写真はすべて4/14 宮城県加美町荒沢湿原

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