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あの桜に会う

リコーダー講習会 1105-2s
あの桜に会う(栗駒山5/25)

この桜に出会ったのは栗駒山に通い始めた3年前。
山道を車を走らせ,谷の急峻な崖の上に目をやったときだった。新緑の中に薄ピンクの花が幻のように浮かんでいた。そして谷を埋めていた残雪の白。
車を止めて,しばしの間見とれていた。

桜との出会いはこのようにいつも突然のことだ。

今年はもうだめなのかなと思っていた。

「花の百名山」の田中澄江さんが栗駒山で推した花はヒナザクラ。どこで見たヒナザクラなのだろうか。
そしてミネザクラが登山道を飾る頃にはもう夏になる。
花の百名山 (1980年)花の百名山 (1980年)
(1980/07)
田中 澄江

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この桜に気付く人は少ない。
へばりつくように耐えて生きている。いつ崩れてもおかしくはないところだ。豪雪に押され続けながらしぶとく耐え続け,この花を咲かせる。

今年も見られてよかったと思う。
この桜を見ることで自分の今が確かめられる。
「もっと強くね。誰に見られなくても。」
そう言っている。

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栗駒山,春を歌う2

リコーダー講習会 819-2s
昨日の続きです。

やっと奥の湿原にたどり着きました。
先週雪が多くてたどり着けなかったのでした。地形がなだらかであるため,かえって迷いやすいのです。
もう5月も終わりだというのに,雪が多く,ミズバショウもこれからといったところです。雪の下からは雪解けの水がごうごうと流れる音がしています。様々な鳥が飛び交っています。かすかに開けて雪が解けた池塘と藪の境目からミズバショウは育っていきます。乾燥した藪の方から栄養分が流れ込むのか,この境目辺りのミズバショウは形も大きさも結構あります。
リコーダー講習会 527-2s
栗駒一帯の湿原を見て回るとザゼンソウというものを見かけません。純粋にミズバショウが多く少し時期を遅らせてリュウキンカ,隣り合って少し乾燥しているところにキクザキイチゲかコバイケイソウと並びます。しかし1000メートル以上の高層湿原では雪解けの遅さがそのまま植物の開花のずれにつながっているようです。あそこの湿原にはあの花がそろそろだから行ってみようという気になります。

 栗駒山の花を楽しむにはいろいろな場所があるでしょうが,一番は山登りをしながらであれば「御室(おむろ)」がお勧めでしょう。6月下旬から7月にかけて一カ所でいろんな花が見られるからです。雪田群落の花々です。
リコーダー講習会 613-2s
 春の山の湿原探しは魅力いっぱいです。どんな花に出会えるだろう,あの花は咲いたかな。咲き具合はどうだろうと楽しみもつきません。

 オバシギとおぼしき鳥が流れの現われた沢から飛び立ちました。モズが興味深げに湿原で休んでいる私を見詰めています。と,明るいグレーの鳥が行ったり来たりしています。カッコウの鳴き声はまだ練習中のようなまとまりのない声でした。ブナの林ではカラ類やキビタキがさえずり合っています。
リコーダー講習会 535-2s
 以前は山に行ったら山に登ると考えがちだった私も湿原探しの楽しみにはまってからは歩くコースに花や湿原を入れるようになり,ますます山歩きの楽しみ方にバリエーションが生まれたような気がします。歩きながら出会った花を楽しみ,写真に収めていると,息せき切って登ることもなくなりました。山の様々な場所に発見があり,様々な場所に安らぎがあります。
リコーダー講習会 767s
ミズバショウ。春の歌歌う。
六月からは山と花の山登りですね。
リコーダー講習会 655s
ブナの林の隙間から栗駒秣岳(まぐさだけ)を望む

春の山。ありがとう。

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山,春を歌う

リコーダー講習会 406-2gs
いよいよブナの緑が美しくなりました。
山は春です。
言葉もありません。ただただ一緒にいて喜び合います。

私も浮かれ回って,ブナ林をひたすら歩き,最後に迷ってしまいました。
リコーダー講習会 756-2gs
このミズバショウ今日咲いたばかりです。
記念写真を撮ってあげました。

帰り道は大変でした。
(撮影は栗駒山 5/25)

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