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栗駒山紅葉の楽しみ方

栗駒山10.14 976s
錦繍栗駒山そのパッチワークの美しさ

紅葉を楽しむ山歩きは10月の楽しみですね。
どの山に登っても紅葉の美しさを感じることができますが,栗駒山の紅葉はパッチワークの紅葉の美しさと言ってもいいでしょう。ドウダンの赤やカエデの黄色,橙,草紅葉の黄土色と灌木群のが入り交じっている色の組み合わせが絶妙だということでしょう。

私自身は今年は10月になってから栗駒山にまだ登ってはいませんが,今までの写真から紅葉の楽しみ方を綴ってみたいと思います。
栗駒山10.14 207s
まずは栗駒山の紅葉を楽しむのには人混みを避けることですね。宮城側の中央コースならばご来光に間に合うように登り,頂上で日の出を楽しむことです。日の出と共に広がっていく陰翳のある紅葉の美しさは山の最も劇的な瞬間と言っていいでしょう。しかし,頂上に小屋があるわけではないので夜の暗いうちから歩かなければいけません。
栗駒山10.14 123s
この頃の日の出は5:30頃ですから2時間くらいゆっくりと時間をかけて登るのであれば,3時30分あたりにいわかがみ平を出発すればいいわけです。もちろんこの時間帯ならば頂上には誰もいません。これは須川側から登る人も同じでしょう。
晴れている日を選べば,栗駒山に冬の天の川がまっすぐに架かり,その満天の星を眺めながら歩きます。

栗駒山10.14 035s
振り返れば,町の光が迫るように輝き,寂しく歩く気持ちを和らげてくれます。
その辺りから薄明の時を迎え,東栗駒山の方はしらじらとブルーに染まっていきます。

そして劇的な日の出を頂上でむかえましょう。
誰一人いない頂上でむかえるご来光は山を独り占めしたような贅沢な気持ちにしてくれることでしょう。

栗駒山10.6 263s

普通に紅葉を楽しむのであれば,暗い内から苦労して歩かなくてもいいのです。
山の劇的な瞬間のご来光を楽しむという設定でお話ししています。無理はなさらないでください。

栗駒山10.14 836s

晴れの日を選ぶとまた紅葉は輝いてくれますから,日差しのある日がいいでしょう。
欲を言うならば,天気が晴れに変化する時がまた劇的です。雲が晴れて山が顔を出していく様はこれまたドラマチックですね。

次に,コースです。頂上だけではもったいないです。ちょっと違うコースに入ってみましょう。人の声も途絶え,自然の風や物音に包まれます。秋の山歩きの静けさに浸れます。
特に御室の方や虚空蔵山の方にちょっと下れば違った展望が開けてきます。
またそこまで余裕のない方は天狗の相撲取り場から秣岳の方に行き,展望岩頭のところまで行ってみましょう。
トータルに楽しみたくて,ゆっくり一日かけてという人はやっぱり秣岳から栗駒山の縦走尾根歩きコースを選びましょう。展望がきく,気持ちのよい歩きが楽しめます。秣岳から下りたしろがね高原の草紅葉は昼寝したくなる場所です。
栗駒10.23 376s
またブナの黄葉の山道もいいものです。
落ち葉を踏みしめながらブナ林を歩くと日差しがかっと広がったりくぐもったりする林の魔法に出合います。カラフルな落ち葉の競演を楽しみながら消えていく道の彼方に進むと沢や鳥たちの声が彼方から聞こえてきます。10月も下旬になってくると山にいても夕暮れが早いと感じるようになります。林に斜めに午後の光が差し込むと,ああ雪も近いのかなあと思います。
世界谷地から入る大地森コースや変則十字路から西に栗駒古道が湯浜温泉までのびています。また湯浜温泉から入ればたっぷりしたブナの黄葉を眺めながら栗駒山に登ることができるでしょう。

栗駒10.23 399s

紅葉の季節に何度かくりかえして同じ山に行くことで,その山のよさや深さを感じることができます。
次に行くときには紅葉は下まで降りてきているわけですから,紅葉の盛りの部分を取り入れたコース選びもまた楽しいものです。

とにかくも安全で,ゆっくり楽しめる山歩きをしていきましょう。山の静けさを感じるとまた次の山行の計画が浮かんでくるものです。



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