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今年も桜始めました その10-風土記の桜-

鱒淵桜 006-2s
いつもの桜(谷間に差す最初の光が天頂部を照らす)

もう北海道でも桜の開花宣言が出されました。
平年よりも2週間も早いそうです。
どうやら今年の桜はあっと言う間に一斉に咲いて終わるような流れですね。

さて今日は桜の楽しみ方の一つ,私がやっている方法を紹介します。
それは江戸時代の記録から古い桜を見つけ出して,現代に残された桜を探るという方法です。
その江戸時代の記録は「安永風土記」です。1777年成立ですから,今から337年前の記録です。図書館などで県史のコーナーに行くと見つかるでしょう。この安永風土記は全国調査のようなもので,その土地その土地の人口,世帯,人名,田畑,山林,あげくの果てには池まで調べ報告した記録です。
この風土記のその土地の最後に名所旧跡はもちろん,名木,古木の項があるのです。
ここに桜や杉等の古木が紹介されています。ただ桜はそんなに数多くはないのです。しかし本当の古木です。
これを見て回るわけです。歴史とロマンが感じられる桜巡りになること請け合いです。

桜まわり 862-2s
万年桜(今年は花付きがいいです)

ソメイヨシノばかりではなくもっと地味で山桜を好んで見る方にはおすすめのプランとなるでしょう。
行く前に調べますから知るほどに楽しみがわくというものです。

桜まわり 556s
遮那桜

昔に思いをはせながら300年以上も前に名木と称される桜の古木を巡る。
これも一つの桜の楽しみ方でしょう。


注) 今日の写真の桜がすべて風土記に載っている桜ではありません。


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今年も桜始めました その9-分教場の桜-

たねまき桜 517-2s
分教場の桜

いつも行っている桜の近くに二教室ばかりの小さな分校がある。すでに廃校になっているが壊されることなく残されている。誰もいないのに春には桜の花に覆われてそこばかりが明るく見える。

その分校の裏にまわると学校の窓ガラス越しに四角く切り取られた桜が見える。

たねまき桜 548s
分教場の桜

分教場の入り口の軒下まで桜の花びらが押し寄せている。
これじゃまるで教室に入りたがっているようだ。入れてあげればいいのに。
入り口には堅く錠がかかっている。

人間は古くなったものはすぐ捨てる。


桜まわり 048s
いつもの桜

いつもの桜を西側の尾根に登って見てみる。
ああ今年の桜も終わりだ。
なんだか寂しく思う。

ふと気付くと足下にはそこら一面カタクリの花がある。

桜まわり 250-2s
山モモの花を添えて

桜が終わるのをもう少しがんばれと言うように山モモの花が周囲を彩る。
ヤマブキの花も咲き始める。
離れたところにはニリンソウの群落が所狭しと白い花をつける。
少し林に入ると白花エンレイソウを見つけた。

桜まわり 413-2gs
白い花

白い花を見つけた。
咲く花では白い花が一番多いということを思い出した。


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今年も桜始めました その8-運命を生き続ける-

たねまき桜 104-2gs
桜に寄る

選べなかった運命がある
選ばなかった運命がある
今を選んだ運命がある

大きなうねりに翻弄されながら

その時
その時の自分を選んできた

そして今に至っている

今の自分を憎む者もいる
今の自分に失望する者もいる

しかし師は言った
「なんとかしのいで生きていけ」と。

受け入れろという意味なのか
そんな自分を乗り越えろという意味なのか
師はその通りに生きて死んだ

その生き方だけが残された

私もそう生きたいと感じるようになったのは
山の中を歩きながらだった
咲いている桜と向き合っているときだった


たねまき桜 205-2gs
春に包まれて咲く

何かを求めて
のたうち回っていることは確かだ

だからひたすらに考え
新しい景色を探している。

自分が翻弄されている大きなうねりに流されながら
求めている

自由 ?
解放 ?
道 ?
安定 ?
出発 ?
開拓 ?

いや多様に適応する呪術的な「技術」としての生き方ではないだろう

大きなうねりに翻弄されながらも今の運命を生き続ける
純粋で自由な自分の意識(魂)だと言いたい。

都市から去って山に入った聖(ひじり)達は逃げたのではない
更なる大きなうねりの力の中に見いだそうとした運命の秘法を探す
色彩豊かで自由闊達な世界を見ようとしたのだと思う。


たねまき桜 419s
落ちた桜

桜が散るに従い
私の身体も目もどんどん下の方に下がっていきます。
昨日はいろんなところに寝転んで撮っていました


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