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ホタルシーズン終わっても

月夜のホタル21-2s
月夜のホタル

ホタル保存会の方に電話した。
なんとか卵とその後の記録を撮りたいので,よく知っている方を紹介してくれないかと。

結局専門の人も継続して入っていないし,昭和40年代にはホタル少年団の飼育活動もあったが,学校も統合されて誰も詳しく観察していないという返事だった。天然記念物なので手を加えることも禁止されているのだ。

こうなったら自力しかない。

自分で卵を探してそして観察するしか方法がない。
そう思って探したのが2年前だった。

ところが簡単には見つからない。
栗林慧の「ほたる」を何回も読んで当たりををつけてみていざ現地へ。

みつからない。
その見当のつけ方を箇条書きにしてみる。
・発生のピークからおよそ十日後,これはメスの発生がオスより遅いことによる
・交尾が終わるとメスは4-5日して産卵場所を探す
・深夜に飛ぶホタルはメスということだ
・メスは夜11時当たりから下流側から水面にそってふらふら飛びながら産卵場所を探す
・産卵中は明滅を繰り返す
・一回に産卵する数は500-1000個ぐらい
・バラバラな場所に産卵せず,ある程度3個所くらいに集中して産卵する
・産卵場所は上流側にある
・すぐ下に水面があるオーバーハングになっている岩,樹木の苔の中に産卵する
・水面からは30センチから1メートルまでの高さに産卵する。これは増水したときのことを考えるとある程度の高さに産むということ
・卵の乾燥を防ぐために日の当たらない,少ししぶきがかかったりする場所

さあどうだろうか
今の時期がチャンスである。

ホタル 栗林慧


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さんぽ道 もう7月

ニック 169-2s
6/28のさんぽ道

久しぶりにさんぽ道に行きました
もう夏の色に変わっていました
トンボもでていましたよ
セミの鳴き声も聞きました

ニック 225s
こまったさん(アゲハの五齢幼虫)

こまったさんに見えます

ニック 196-2s
さんぽ道に光差す

ニック 156s
ハスの花咲く

ちょっと早すぎかも
ハスの花も咲き始めましたよ

ニック 020s
ネコのしっぽ

子どもが引っ越しをして,あまりにさみしそうにしていてかわいそうに思ったのか
うちにネコが来るようになりました
しばらくうちで遊んで帰ります

「北国の人」水野葉舟
北国の人とは佐々木喜善のことで,この小説の中では荻原という名前で描かれています。
私の家から、すこし隔ってB野というところに、閑古花(かっこばな)が咲くのです。それを子供たちは大騒ぎをして採りに行きますがね。」
「閑古花って何です? 彼岸花のことですか、あの赤い花の咲く。」
「いいえ、それ熊谷草、敦盛草って言いましょう、あれです。」
「ほう、そうですか、それで?」私はもうすっかり話につり込まれてしまった。
「その頃、山の麓に行っていると、夜は寝られないほど、騒がしいですよ。いろんな鳥が一時に鳴き出すもので……それに私の国では昼間鳴く鳥は少ないのですから。時鳥ほととぎすだとか、閑古鳥かっこうだとか、それからまだいろいろあります。」
「そのB野に、朝早く行くと、それはずっと夏になってですが、あさどりって言うのがあります。山の神様のお使いだとか言って、それを殺すと崇たたりがあるって、皆恐ろしがっています。……あさどりって、小さい紫色をした蝶々ですよ。それがまっ黒にかたまって、山の方から高いところを飛んで行くのです。私も一度見たことがありますがね。朝早く晴れた空の方を、まるで雲が通って行くようにかたまりになって行くのは、ほんとうに不思議ですよ。」
 荻原はもうすっかり興に乗ってしまって止めどなくひとりで話しつづける。
葉舟によれば佐々木喜善はかなり取り憑かれたような不思議な男に描かれています。
いずれにせよ,この出会いがなかったら「遠野物語」も生まれなかったし,遠野もこんなにも有名にはならなかったでしょう。
今遠野はどんな花が咲いているでしょうか。
閑古花(かっこばな)はもうとっくに終わっているでしょう。


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星が出てホタル

星が出てホタル-2s
星が出てホタル(6/25撮影)

昨日の夜は雨風が強く,警報も出ていました
ホタルはこんな荒れた天気ではどうしているのだろうかと思い,行ってみました。
外に出るとすぐずぶ濡れになるほどの雨です

ところがホタルは出ていたのです
川は水かさが増え,濁流と化していました川幅が数倍にもなっていました

雨のホタル-2s
雨の夜(6/27撮影)

数的には少ないですが残された日にちは少ないですから一生懸命に飛んだりしています。
何か力強さとともに悲壮感さえ感じました。雨風が少し弱まるとすぐ舞い始めます
彼らの生命力に感じ入りました

ところで今年はホタルの時期が早く進んだために現地に入るのが遅くなり,あまりヒメボタルを見ることができませんでした。
そこで昨年のヒメボタルを載せておきます。
ヒメボタルs
ヒメボタルの魅力(2014.6.21撮影)

ゲンジボタルの明滅が4秒だとするとヒメボタルの一回の明かりは0.25秒です。ゲンジボタルが一回光る内にヒメボタルは16回光る計算になります。ですから細かい点が多くなります。
このヒメボタル0.25秒は前の記事をご覧下さい。

その記事「ヒメボタル0.25秒の点滅」は こちら 。

これからのホタルの発生状況は登米市のHPの「平成27年鱒淵の源氏ボタル発生状況」をご覧下さい。
保存会の皆さんご苦労様です。今日も」">「小さなホタル展」ありますね。


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