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7日目のホタル-ピークを迎える-

昨夜6/25はホタルより人に驚きました。
もう渋滞になっていたからです。地区をあげての駐車場の誘導や見回り,ホタル保存会の関係者の方々本当にご苦労様です。
私は昨晩は撮影を切り上げたのが23:30です。もう誰も居なくなった本部席テントの掲示板を見ますとホタルの数は「300」とあり,びっくりしました。昨年27年の掲示板を見て下さい。

鱒淵2015ホタルの状況
昨年平成27年のホタル掲示板

昨年の最高は6月28日の「188 」です。ほぼ同じ昨晩25日は「300」です。
確かに私ももう一週間通っていますが,ピークといっていいと思います。途中強い雨がありましたが,減ることなく増え続けています。そして飛び方からしても昨晩辺りは「ピークだろう」と私も思いました。
飛び方からピークを考えると,やんわりと飛んでいたホタルが元気になるのか直線的に飛び始めるのです。これは意外と重要ではないかと思います。その飛び方が6日目辺りからよく見られるようになります。

そこで昨晩は8:10から50分間連続で撮って,10分ずつに区切ってどの辺りに飛び方のピークがくるのか,較べてみることにしました。30秒ずつ100枚撮って,20枚ずつ10分間を合成して5枚の写真をつくりました。まず50分間,100枚の合成からご覧下さい。すごい密度だと分かります。

7日目のホタル-2-s
昨夜6/25の50分間の記録 20:10-21:00kの50分間

今までにも50分撮ったことはありましたが,1・2を争う程の密度です。
むしろピークに向かう密度の濃さがうかがえます。これから後,ホタルは直線的な運動を入れて空間を拡散的に飛ぶようになっていきます。自分の居る中心的な運動の最後の夜と言うことも出来ます。

7日目のホタル1-2tr-s
最初の10分 (50分間を10分ずつに分けて)画像はトリミングして拡大

日没後1時間です。この辺りの時間帯は空にまだ青が残っています。
どちらかと言うと,木の周辺を漂うように飛ぶので画面内にとどまり,数が多く写ります。

7日目のホタル2-2tr-s
10分から20分まで

だんだん直線的に飛ぶホタルの光跡が多くなっていきます。
それに連れて空の空いた空間にも直線的な光跡が写り始めていきます。このような直線的な光跡はホタルの発生直後には見られない運動です。

7日目のホタル3-2tr-s
20分から30分まで

更に空の部分に直線的な光跡が増えます。
これは生まれてから飛ぶことに慣れてきているということもあるのでしょう。

7日目のホタル4-2tr-s
30分から40分まで

下は川と草むらです。後半になると草むらに下りてくるホタルがまた多くなることになります。

7日目のホタル5-2tr-s
40分から50分まで

夜9時になりました。日没後2時間経つとこの後少しずつ減っているように見えます。大体のホタルが草むらに下りて光ります。

7日目のホタル 140s
ゲンジボタル

7日目のホタル 207s
ヒメボタルもいました


今日晴れれば星とピークになったホタルを楽しむことができるでしょう。早めにおいでいただくと渋滞に巻き込まれなくてすむでしょう。8時過ぎから見どころの時間帯となります。どうか安全運転で気を付けていらして下さい。



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6日目のホタル-ピークの決め方-

6日目のホタル 073-2gs
6日目のホタル

ここは宮城県登米市東和町鱒淵地区です。
ここのホタルは,
1.国指定(地域指定)
(1)名 称 「沢辺ゲンジボタル発生地」
所在地 宮城県栗原郡金成町(板倉堰)
子旨定日 昭和15(1940)年2月10日
(2)名 称 「東和町ゲンジボタル生息地」
所在地 宮城県登米郡東和町(鱒淵川)
指定日 昭和54(1973)年4月26日
と国指定の天然記念物に指定されています。東北大の加藤陸奥雄先生がいろいろお世話して保存に尽力されたと聞いています。また,宮城県の文化財紹介ページでは「北上川中流の支流である鱒渕川の上流馬ノ足から、寺内地内岩淵橋までの約4kmの範囲が指定されている。特に中間の軽米地区から岩淵橋までの約1.5kmにわたって多数のゲンジボタルが生息している。雌は17mm位、雄は13mm位で、飛び方はふわりと曲線を描く。
分布北限地帯の群生地として貴重であるが、洪水時に鱒渕川の生息地が荒廃するのを防止するため、増水時の流路を新たにつくって、その保護をはかっている。
ゲンジボタル Luciola cruciata(ほたる科)」と紹介されています。
また宮城県には栗原市金成町沢辺のホタルも天然記念物に指定されています。そして県のページではこう紹介されています。
沢辺字木戸口にある板倉堰の延長約770mに及ぶ地域に、かつて異状とも言えるほど大量にゲンジボタルが発生した。雌は22mm、雄は16mmで、波のゆらぐように飛び交う蛍の群は壮観であった。
『奥道中歌』(文政2年)に「…あれ宮野、沢辺の蛍…」とうたわれ、『奥往来』(天明4年)にもとりあげられるなど、古くから蛍の名所とされた。このあたりは分布の北限地帯であるが、家庭雑排水の流入による汚染と農期以外の取水停止によって、一時期ホタルがほとんど見られなくなった。しかし、昭和63年度から農業用水と蛍発生水路とを分離する改修事業を行った結果、近年再びゲンジボタルが戻り始めた。
ゲンジボタル Luciola cruciata(ほたる科)


紹介の文中に出てきた『奥道中歌』(文政2年)を見てみました。
奥道中記
奥道中記

「あれ宮野沢辺の蛍草むらに瞬く」

6日目のホタル-2s
6日目のホタル

さて木曜に強い雨が続きました。そして昨晩も弱い雨が降り,夜の10時過ぎからはしっかりとした雨になりました。
今年の梅雨は梅雨らしいという感じがします。さてホタルの終わりの時期に強い雨があるとホタルはぐっと減るということがあります。私は昨晩はホタルのピークを知る上で大切な日と思って出掛けていきました。

6日目のホタル2-2s
6日目のホタル

あの強い雨にも減っていません。
つまり先週は出始めの前半の時期だということが分かりました。
そしてまた飛び方も少し賑やかになっています。今週初めのとんぼりとんぼりとした飛び方ではないのです。直線的に飛ぶ蛍も多くなってきました。天候や気温,湿度も関係するでしょうが大きな流れからすると,元気に飛び回るホタルが増えていたのです。これからがピークだと感じました。

6日目のホタル 049-2s
6日目のホタル


今回はホタルの発生から終末までのスパンの中で時期を画する特徴を見いだそうとしています。もう少し観察が続くでしょう。



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夏至の夜のホタル

夏至の夜 121-2s
一枚撮り30秒

ホタルの写真を撮るときに一枚撮りか多数枚を重ねる合成かということについて言うと,私の場合どうしても比較明合成が多くなります。同じ時間,例えば20分で撮るとすると,一枚撮りは全体が明るくなりすぎ,夜の雰囲気が失われる感じがします。これは光がどんどん蓄積されていくものですから全体が平均的な明るさになってホタルの光が背景に埋もれてしまう印象になるからです。だからと言って100枚も200枚も重ねれば明らかに多すぎる印象になります。とにかくたくさん重ねれば良いというものでもないでしょう。わざとらしい感じになるからです。その日その日の見た情景に一番合う一枚に仕上げることが良いのではと思います。

夏至の夜-2gs
比較明合成 30秒を62枚つまり31分間

さて今年もホタルを同じ場所で観察し始めて5日間たちました。
ピークに向かっているのかそれとも下火に向かっているのか,なんとも毎年見ておきながらつかめないでいます。内心情けないと思っていますが何とも見分けがつかなくて判断できません。
今年のホタルは月が明るい中での出方なので月の影響がどの程度なのかを見極められないのかもしれません。本当に不思議です。

ホタル月曜3-2gs
50mmレンズで30秒を25枚 つまり12分間程度

今年の印象は勢いよく直線的に飛ばず,周辺を彷徨うように飛んで,草や木に留まるというホタルがとても多いことです。5日間変わりません。この飛び方の変化がピークか,下火へかを判断させるものだと勝手に自分が考えているのがよくないのかと思い始めています。


鉄道写真もアップしていないのに鉄道のブログに参加しているのはよくないので,極力ポイントの割り振りを変えます。ご迷惑掛けてすみません。


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