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6日目のホタル-ピークの決め方-

6日目のホタル 073-2gs
6日目のホタル

ここは宮城県登米市東和町鱒淵地区です。
ここのホタルは,
1.国指定(地域指定)
(1)名 称 「沢辺ゲンジボタル発生地」
所在地 宮城県栗原郡金成町(板倉堰)
子旨定日 昭和15(1940)年2月10日
(2)名 称 「東和町ゲンジボタル生息地」
所在地 宮城県登米郡東和町(鱒淵川)
指定日 昭和54(1973)年4月26日
と国指定の天然記念物に指定されています。東北大の加藤陸奥雄先生がいろいろお世話して保存に尽力されたと聞いています。また,宮城県の文化財紹介ページでは「北上川中流の支流である鱒渕川の上流馬ノ足から、寺内地内岩淵橋までの約4kmの範囲が指定されている。特に中間の軽米地区から岩淵橋までの約1.5kmにわたって多数のゲンジボタルが生息している。雌は17mm位、雄は13mm位で、飛び方はふわりと曲線を描く。
分布北限地帯の群生地として貴重であるが、洪水時に鱒渕川の生息地が荒廃するのを防止するため、増水時の流路を新たにつくって、その保護をはかっている。
ゲンジボタル Luciola cruciata(ほたる科)」と紹介されています。
また宮城県には栗原市金成町沢辺のホタルも天然記念物に指定されています。そして県のページではこう紹介されています。
沢辺字木戸口にある板倉堰の延長約770mに及ぶ地域に、かつて異状とも言えるほど大量にゲンジボタルが発生した。雌は22mm、雄は16mmで、波のゆらぐように飛び交う蛍の群は壮観であった。
『奥道中歌』(文政2年)に「…あれ宮野、沢辺の蛍…」とうたわれ、『奥往来』(天明4年)にもとりあげられるなど、古くから蛍の名所とされた。このあたりは分布の北限地帯であるが、家庭雑排水の流入による汚染と農期以外の取水停止によって、一時期ホタルがほとんど見られなくなった。しかし、昭和63年度から農業用水と蛍発生水路とを分離する改修事業を行った結果、近年再びゲンジボタルが戻り始めた。
ゲンジボタル Luciola cruciata(ほたる科)


紹介の文中に出てきた『奥道中歌』(文政2年)を見てみました。
奥道中記
奥道中記

「あれ宮野沢辺の蛍草むらに瞬く」

6日目のホタル-2s
6日目のホタル

さて木曜に強い雨が続きました。そして昨晩も弱い雨が降り,夜の10時過ぎからはしっかりとした雨になりました。
今年の梅雨は梅雨らしいという感じがします。さてホタルの終わりの時期に強い雨があるとホタルはぐっと減るということがあります。私は昨晩はホタルのピークを知る上で大切な日と思って出掛けていきました。

6日目のホタル2-2s
6日目のホタル

あの強い雨にも減っていません。
つまり先週は出始めの前半の時期だということが分かりました。
そしてまた飛び方も少し賑やかになっています。今週初めのとんぼりとんぼりとした飛び方ではないのです。直線的に飛ぶ蛍も多くなってきました。天候や気温,湿度も関係するでしょうが大きな流れからすると,元気に飛び回るホタルが増えていたのです。これからがピークだと感じました。

6日目のホタル 049-2s
6日目のホタル


今回はホタルの発生から終末までのスパンの中で時期を画する特徴を見いだそうとしています。もう少し観察が続くでしょう。



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