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馬頭観音―石碑調査から―

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華足寺 馬頭観音堂階段

住んでいる地区の石碑調査をしてみました。
その結果から種類別のベストテンを紹介します。石碑数は全部で176基です。

              種  別            数
第1位    馬頭観世音          43
第2位    頌徳・供養碑         30
第3位    庚申塔            13
第4位    開墾干拓碑          12
第5位    月山・湯殿山・羽黒山信仰  10
第6位    山神              9
第7位    馬壢神              5
第8位    太神宮              4
第9位    古峯神社            3
第9位    愛宕神社            3
第1位の馬頭観世音は全体176基の内43基あって全体の24%になりました。これはこの地区の特徴であり,馬産地であったことと結びついているようです。そしてこの馬頭観世音塔はすべて文字塔であることも特徴です。一応見やすくするためにグラフにしてみました。
石碑種類別

おおまかに造立年代を確かめてみましょう。

1300年代  1基
1600年代  1基
1700年代 13基
1800年代 56基
1900年代 94基
2000年代  3基
不明      8基

石碑造立がつい昭和50年代まで盛んだったようです。民間信仰でも記念碑でも石碑を建てることは歴史の記録を残す重要な手段だったと分かります。

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絵馬に現われる願い

この地域の特徴である馬頭観音信仰から何が分かってくるか。
それがこれからの課題です。
今日の写真に出てきた東和町鱒淵の華足寺は真言宗智山派で,本尊が馬頭観音です。馬頭観音本堂は天明六年(1787)に8代藩主伊達斉村(なりむら)の寄進によって再興されたという事です。これからは馬産地と民間信仰と宗派仏教との関係を見て行くディープな世界に入っていくでしょう。


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ホタル動向

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テイクオフ

昨日今日の雨
ホタルはどうなるのでしょうか。
今思えば今年のピークは25・26日と言っていいかもしれません。
明日の晴れた場合にどんな出方になるか。興味深いところです。


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静かに更けてゆく

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静かに更けてゆく

夜は静かに更けてゆく
ホタルが遠くなっていき
なんだかさみしい気持ちになる

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天の川昇る

昨日今日の雨で,今年のホタルも終わりの雰囲気が漂い始めるでしょう。昨年も雨を境として激減したことを憶えています。
ここで今年のホタルについて私が夜の川原でつらつらと考えたことを書いてみます。ただの私感ですからね。

① 発生の仕方が短期集中型に変わりつつあるように感じます。わっと出たと思うとすぐ終わるという感じになりつつあります。ただ一週間前から早い時期に出ていた場所はそのままホタルで賑わうポイントになるようです。
② 水田周辺で発生しているホタルは,害虫防除のための徹底した草刈で草むらがなくなりホタルが住みにくくなっていると感じます。山の沢ではなく水田に生息しているホタルは草刈の影響が大きく出るようです。
③ 特に湧水や水の流れが大切なようです。夏でも枯れることなくいつも一定量の水が流れている場所はホタルも長期間出ています。私たちも湧き水や流れと陸地との間に緩衝帯をつくる等の水環境を考える必要があります。緩衝帯は流れをゆるやかにし未然に災害を防ぐことに役立ちます。そうした水環境をトータルで作れば防災上でも役立つし,生物への配慮につながると思います。やたら護岸工事でコンクリートで固めても後で浚渫工事をしないとかえって危険性が増したりするようでは川のメンテナンスの費用がかさむばかりです。川と陸地との間に緩衝地帯がないと被害も直接的で甚大になります。川は生き物なので上・中・下流それぞれでの緩衝地帯と流れを考えておきたいものです。本当に当たり前のことですがホタルと人間生活はつながっているのです。ホタルが住める環境をつくれば減災にもなるのです。


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