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新・遠野物語-一人一文字「雨ニモマケズ」4-

風ニモマケズ
風ニモマケズ

写真の「雨ニモマケズ」の作品は子どもが一人一文字ずつ書いたものです。
宮沢賢治の「雨ニモマケズ」は298文字全55行からできています。子ども一人が一文字ずつ好きな色で書いていくと総勢298名の子どもの手によって完成した作品になります。文字も行替えもすべて:賢治が「雨ニモマケズ」を残した手帳通りにしました。子どもたちは時に真剣に,時に楽しく,時に笑いながらこの作品を書いてくれました。思い出多いこの作品を写真として残したいと思い,新遠野物語シリーズとして「一人一文字雨ニモマケズ」を始めることにしました。

今日は朝の光の中で撮った「雨ニモマケズ」です。

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桜散って「雨ニモマケズ」

小学生に上がる前の子どもの「雨ニモマケズ」の暗唱を聞いたことがありました。幼いながらもしっかりとした暗唱に驚いたことがありました。
今日は「雨ニモマケズ」の途中部分についてお話ししたいです。次の箇所です。
・・・
アラユルコトヲ

   ジブンヲカンジョウニ入レズニ

   ヨクミキキシワカリ

   ソシテワスレズ・・・
この箇所の「カンジョウ」ですが,「感情」なのか「勘定」なのか。

もうお分かりですね。
正解は「勘定」です。
つまり「自分のことは勘定に入れずに,まず最初に他の人のことを考えてあげること」という意味です。利他主義に徹することという意味ですね。従って音読する場合には「カンジョウ」を「勘定」と読むイントネーションが必要になりますね。「感情」の場合には平滑なイントネーションになりますが,「勘定」の場合には幾分「ジョウ」に力が入ります。「カンジョウ」 となりますかね。いずれも声に出してみると納得できるでしょう。


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八重桜もそろそろ終わり

暗記するときに私が迷うのは「 ヒデリノトキハナミダヲナガシ

   サムサノナツハオロオロアルキ 」の箇所です。「ヒデリ」と「サムサ」を入れ替えて思い込んでしまうのです。ですから「サムサノトキハナミダヲナガシ/ヒデリノナツハオロオロアルキ」と誤って読んでしまうのです。以後,ヒデリだから水がほしい,その水こそ自分の涙で潤すのだと連想できてからは間違えることが少なくなりました。



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