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新・遠野物語―稲架けの思い出―

新田ISS-2gs
ずらっと並んだ稲架けの遥か上空をISS(国際宇宙ステーション)が通過します

子供の頃よく稲架けで遊びました。
かくれんぼ,ジグザク競走,秘密基地づくり。なんでも遊びになりました。たまに崩れていた稲束を直して形の良い稲架けにしたこともありました。こんな景色を見ると懐かしく,うれしくなります。それにしても頑張りました。きれいに風景がつくられています。農家の人の意地や美意識を知ることができます。隅々まで行き届いた美しい稲架けの世界を残すことはもはや芸術の領域です。聞くと「ここ(この田んぼ)コンバインが入らないからさ。こうしているんだ(稲架けのこと)。息子は(農家を)継ぐも継かないも,あど任せたのさ」
私は毎年ここに,この景色(稲架け)を見るために通っています。素晴らしいです。ぜひがんばって下さいと言いました。嬉しそうに笑ってくれました。そのおじさんの後ろで栗が落ちました。
「ほれ。この栗持っていって。誰も拾う人もいねんだ」

昨夜は晴れました。
どこへ行くよりもあの農家のおじさんがつくった稲架けの風景を撮りたいと思いました。
新・遠野物語シリーズは,こうした風景の遺産を記録しています。
もしよかったら,このような今は見られなくなったあなたの思い出の風景を教えて下さい。撮りに行きます。
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