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新・遠野物語―稲刈りが終わって―

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稲刈りが終わって

稲刈りが終わりに近づいています。
週末毎にどんどん刈られた田んぼが増えていきます。
農家は刈り取った稲を乾燥の機械に掛けるので一晩中明かりが点いていてモーターの音がしています。昔は,このような乾燥・脱穀の音の奥からどこかの秋祭りの歌謡曲や演歌の曲,奉納する神楽の太鼓や笛の音が澄んだ秋の夜を通して聞こえてきたものでした。「東の方は祭だなあ」と自然と収穫の喜びに満ちた笑い声がどこからか聞こえてくるような気がしていました。秋の月が出ていれば,このような収穫の音を一層明るくしていたように感じます。
今は収穫したらすぐ巨大な工場のような建物,カントリーエレベーターに送ります。カントリーエレベーターでは何百トンもの米を乾燥保存できます。農家の昔の音が消えています。唱歌の「村祭り」そのままの景色が懐かしく感じます。

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