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大土ヶ森に登る

DSC_0336s.jpg頂の標柱
 また栗駒山とお思いでしょうが,栗駒山の周辺のもまたいいのです。
 今日のは大土ヶ森です。標高は580.3mです。
 この大土ヶ森は栗駒山の東南にある山で,遠くから栗駒山を見たいという人にはいい山でしょう。しかしその形も秀麗で,特に形よく見える栗駒文字(もんじ)地区からは「文字富士」と呼ばれています。
 栗駒山に深く雪が残る時期,春を感じたいなあと思うとき,こんな里山を歩くのもいいものです。
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 登山口からすぐ沢に下りると,雪が少し残る中両岸にはオウレンが白くかわいい花をつけていました。
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 道はカタクリやニリンソウの咲く沢コースを選びましょうとガイドブックに書いてありました。そんな花の時期にはまだまだですが,明るい水の音を聞きながら歩くのは気持ちがいいものです。
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観察広場から大土ヶ森を望む

 道はアカマツの林の中を辿ります。松ぼっくりがいっぱいです。私は松ぼっくりの道と名付けました。
 不思議です。名付けると身近な友だちのように感じます。名は呪であると言いますが,ものや人は呪されるさだめにあり,その名付けられた名に束縛されることにはなりますが,他の世界への通路が開かれるわけです。
 松ぼっくりの道。
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やがて熊落とし坂,鼻こすり坂という急登に入ります。雑木林に入ると空が明るく感じます。紅葉の季節はまたきれいでしょう。尾根に出るとまだ雪が残っています。規則正しい雪の解け方です。この樹を丸く囲む残り雪がまた去っていく冬を名残惜しいものにしています。
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夏道はないんでしょうが,残る雪が道をつくってくれています。どうぞいらっしゃいと言っているようです。さくさくと進みます。
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 雪の上には去年のおみやげが残されてあります。よく見るといろんな色できれいです。
DSC_0269s.jpg栗駒山を望む
 栗駒山がとても大きく見えます。手前は深山牧場です。

 あっ。エナガが飛んできました。こちらを見ています。
 歩いていると,蝶がびっくりしたように飛び立ちます。そしてすぐ戻ってきます。ヒオドシでした。色が少ないこの季節,ヒオドシチョウの鮮烈な緋色(ひいろ)に春の喜びを感じます。
 
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下りてきてまた見るオウレンの花

この後は文字地区に下りて,正藍染めを見て,秋田越えの街道にある柿の木御番所跡を見つけました。
伊豆沼は若干残っているハクチョウが友だちを探すかのように広い沼を泳いでいました。やっとフクジュソウが咲いて,スイセンやウメはまだ咲いていません。サクラの蕾は少しずつ膨らんではきています。


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