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ひまわりという希望

朝のひまわりの丘 134s
ひまわりの丘

お盆に家族で大川小学校に千羽鶴を届けにいった。
着いてから誰一人話をすることもなく歩き回った。

ただひまわりが山を背にしてきれいに並んで咲いていた。
明るい色が感じられなかった学校周辺で鮮やかな黄色がとても印象に残った。そして昨日慰霊碑の除幕式が行われました。(その記事は こちら )

ひまわり 004s
夏の日差し

震災以来いろいろなところでひまわりの花を見ました。希望の花,太陽を見上げている花。みんなでひまわりを植えました。まっすぐとしっかり背を伸ばして,きれいに咲くひまわりはがらんとした風景に確かな命を感じさせてくれました。

 ところがひまわりを植えたのは違う意味もありました。
除染のためです。震災から2か月経った福島県飯舘村で会合の後,鹿野農水大臣がひまわりの種を放射能で汚染された土壌からセシウム137を除去するために植えたのでした。ひまわりがセシウム137を吸い取って蓄積するのではないかという実験でした。

 確かに欧米の研究成果として,ひまわりが重金属を集積してくれる「重金属高集積植物」に挙げられています。
ひまわり 023s
さて福島県飯舘村でのひまわりによる除染の実験はどうだったのでしょうか。
高吸収植物による除染
 放射性セシウムの吸収能力が高い植物を栽培し、土壌を除染する手法。
・青刈りのヒマワリの放射性セシウム吸収率は、植物体地上部生重当たり52 Bq/kg。・単位面積当たりの吸収量は、作付け時の土壌の放射性セシウムの約1/2000であり、効果は小さい。・現時点では、除染に利用可能な高吸収植物の候補が得られていないため、現場への普及の段階に無い。平成23年9月14日 農林水産省 プレスリリース

ひまわりは除染の有効な手段として「現場への普及の段階にはない。」という結論でした。

しかし,民間団体でのひまわりの実験ではセシウムが137がひまわりの地上部に504Bqという移行係数が非常に高く,有効であるいう結果も出ています。

ひまわりの丘 041s
昔は「ヒマワリはなぜ東を向くか」で興味をもったヒマワリでしたが,今は放射性セシウムを吸収して,かつ搾り取った油で燃料の実用化もされているというクリーンエネルギーとしてのヒマワリです。(私個人では本当に大丈夫なのという疑問もありますが)
ひまわり 016s
ひまわりは希望の花であることを感じた今年の夏でした。

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