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稲刈りスタート

伊豆沼土曜 132s
ガン飛び立つ

一気に稲刈りが進んでいるこちら宮城伊豆沼・内沼周辺です。
台風20号が冷たい北の空気を巻き込みながら去っていった土曜の朝は気温が9℃まで下がりました。マガンも次々と越冬のために風に乗って伊豆沼・内沼,そして蕪栗沼を訪れています。その数はガン・カモ類羽数合同調査で10月初旬に発表されるのですが,現在推定1万羽を超える勢いです。

伊豆沼土曜 077s
ちなみに今までの10月の調査結果を並べてみます。
毎年10月の第1回ガン羽数合同調査の結果(過去5年間)
ガン羽数調査日
2012年48477羽10/7
20114847710/7
20103322210/8
20093260110/7
20083773010/10
2012年と2011年の数が同じというのはちょっとと思いますが,一応公式発表されているものですから・・・。

見るとここ2年間は伊豆沼・内沼に一極集中されてきているというのが予想できます。蕪栗沼も同じ傾向にあるようです。
裏返して言えば,越冬できる地域が一極集中型になり,他地域での越冬が難しくなっているということかもしれません。えさ場になる水田地帯や積雪量,気温などが関係します。

伊豆沼土曜 029s
稲刈りの機械に驚かないサギの群れ

稲刈りする回りにサギたちが群れています。
すぐえさが見つかるので,大型の稲刈り機械も恐れません。
伊豆沼土曜 009s
美しい水田

しかし,稲刈りした後に立ち並ぶ自然乾燥させる稲架けの美しいこと。
農家の人の美意識を感じさせます。本当にきれいです。私は自然に対する人間の最高の芸術だと思います。この丁寧さが自然に対する人間のマナーだと思います。

以前,佐渡の農家の人のこんな話を聞きました。
伊豆沼土曜 264s
ムクドリのえさゲット

「トキ(学名 ニッポニア・ニッポン)が田んぼに入ると稲が倒れてしまう。
 稲が倒れてしまうと,見かけがわるくなる。そのことだけが気がかりだ。」

農家の人たちの美意識の強さを感じる言葉です。
稲は美しく作る。
自分のつくる田は最後まできれいにしておく。
感心させられました。農家の人の気概を感じさせられる言葉です。

このきれいにした水田にガンはやってきます。

ぜひ「田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト」に自分のできることで十分ですら参加していきたいものです。
田んぼの生物多様性向上10年プロジェクトについての記事は こちら
田んぼ_1s

「田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト」の「ラムサール・ネットワーク」HPは こちら 。

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