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3/8吹雪の伊豆沼-アメリカシロヒトリ-

吹雪の土曜日 074s
がらんとした獅子が鼻

うちの隣の大きな桜の木が切られた。

どうもここ何年か大発生しているアメリカシロヒトリに悩まされ,仕方なく切ったらしい。樹齢20年以上,樹の高さがもう10m以上にもなっていたので消毒するのにもままならない。そこで苦渋の選択をして切ったようだ。

うちではこの桜の花が満開になることを毎年楽しみにしていて,満開の日には桜の花をバックに家族の記念撮影をしてきた。本当に残念です。

あの憎きアメリカシロヒトリがいなければこんなことにもならなかったのにと悔やまれます。うちにもまだ小さい桜の木があるしシラカバの木に毎年アメリカシロヒトリが大発生して駆除に頭を悩めています。

吹雪の土曜日 252s
ハクチョウの羽の雫

最近小鳥を集めてアメリカシロヒトリの駆除に役立てようという話を聞きました。
なるほど小鳥がアメリカシロヒトリを食べて駆除してくれたら,強い農薬など使わず環境にストレスフリーで自然回復ができる。これは名案だと思いました。

吹雪の土曜日 013s
吹雪く直前

しかし,小鳥はうちの庭にも来ます。
でもアメリカシロヒトリの大発生はやみません。やまないどころか毎年被害は深刻になってきているのです。小鳥の絶対数が少ないのでしょうか。何がうまくいかないのでしょうか。いろいろ調べてみたのですが,原因は複雑にからみあっていて簡単に小鳥を呼べば解決というようなシナリオにはならないようです。

吹雪の土曜日 003s
吹雪の合間に光差す

まず小鳥の数です。
この周辺でも小鳥は少なくなっています。今シーズンヤマガラは見なかったし,エナガもあまり見ませんでした。
カシラダカ,ホオジロ,シジュウカラ,ムクドリ,ヒヨドリ,スズメ等は例年並に見ることができましたが・・・。
小鳥自体が減っていてはいくら一生懸命巣箱をかけてもえさ台を置いてもむずかしいでしょう。どうもが荒れてきていることや小鳥を引き寄せる緑の回廊,つまりから連なって市街地へと小鳥を導く林や森が大きく寸断されてしまっているので,小鳥が多く入ってこないことも考えられます。

荒れているを健康にしたり,標高の高いところやから麓へ小鳥を導く緑の回廊を確保することでうまくいかないでしょうか。農薬駆除だけでは予算もかさむし,将来性がありません。実際農薬駆除の効果を一時的と疑問視する報告例もたくさんあります。だからと言って,ただ巣箱やえさ台だけを設置してもうまくいかないようです。うちではえさ台を設置したら一番多く来たのがカラスでした。

吹雪の土曜日 285s
ハシビロガモでっかいくちばし

もう一昔も前のことですが,私たちが学校を卒業するときに記念品としてもらったのは,シャープペンでもなく英語辞典でもなく,「苗木」でした。それも実のなる苗木でした。樹を植えて下さい。卒業したその記念に樹を植えて下さい。あなた方が大人になり時を経たときに,その樹は大きくなり緑は更に濃く,樹陰は涼やかで,実りを約束し小鳥たちが集まる,そんな土地にしていきましょう。

苗木が卒業記念品になったのはそんなメッセージがあったからなのでしょう。未来に託する大切さを感じる年齢になった今だからよく分かります。


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