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栗駒山の天の川-指定廃棄物処分場の行方-

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栗駒山の天の川

昨晩5/16のNHKのクローズアップ現代は宮城県登米市からのレポートで,「放射性指定廃棄物最終処分場問題」だった。今年1/20の宮城県市町村長会議の折りに降って湧いたように突然環境省から提案された指定廃棄物最終処分場候補の3カ所のどこか引き受けてくれるのか。栗原市か,大和町か,加美町かという枠で進むことになったこの話の経過は,結局どこも処分場受け入れを拒否したまま動きがないまま暗礁に乗り上げている様子が報告された。

私も2/23のブログでこの問題を取り上げたのだが,栗原市では処分場建設反対の署名を市長が受け取りを拒否するという意外な事態になっている。(2/23の記事は こちら )

多分栗原市長は国と地方自治体との関係の筋を通そうという礼儀に従って判断したことで,頑なにただ拒否するという姿勢だけでは自治体の長としての礼儀にかなわないという思惑もあってのことだと思うが,より科学的な地質学的な見地から処分場の建設は栗原市としては難しいことを示そうというストーリーは変わらないと思われる。

話は結局「各自治体に責任はないのか。東京だったら東電の電気を使ってるじゃないか。宮城県だったら女川原発でつくった電気を使ってるじゃないか。」という各自治体の被っている恩恵からの受け入れの責任をおしきせるような展開になっており,少しばかりの負の責任だって受け入れる義務があるのではないかというストーリーである。つまりは各自治体が自分たちのエゴで都合のいいことばかりは言っていられないのだよと言う説得の趣旨になる。挙げ句の果てには福島にそのまま返せ。東京が受け入れるべきとか,いろんな説が学者達から出てきている。焼却処分することで放射性物質をフィルターで取り込み外部へは出さず,あとの灰はリサイクルできるという。

いずれにせよ日本という国が背負ったこの問題はいずれ自治体の広い度量が試される試金石になってしまったこの話のストーリーは,昔思い出す「総論賛成各論反対」という「話には賛成だが自分が引き受けるのはいや」という典型的な話にすり替えられて貧乏くじを誰が引くのかというじゃんけんになりそうだ。

「国が責任を持って。」という誰かの話は全国の人が聞いたと思うのだが・・・。

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