FC2ブログ

ヒメボタルの謎

ヒメボタル-2s
東和町鱒淵(昨晩6/21 30秒ずつ50枚 25分間をコンポジット)

ホタルの季節を迎え,心躍らせている人も多いことでしょう。

私もこのホタルの季節は大変楽しみにしていて,今年はどう撮ろうか,あそこはどうだろうと想いをはせています。
以前は一生懸命ただ撮って,いっぱい映っているといいなと思っていただけですが,やがて何年かすると興味関心も移り,テーマも違ってくることもあります。

そして今年はというとヒメボタルなのです。

ヒメボタル 017s
ヒメボタルの点滅発光
この写真を見ると30秒の間に48回発光しています。

以前このブログで私はヒメボタルの発光時間は1回0.25秒だと言いました。(その記事は こちら )
本当にそうなんだろうか。夏至の夜である昨晩ゲンジボタルで有名な鱒淵地区に行ってみました。ゲンジボタルも出ていました。ただ数的にはもっと後なのでしょう。しかし今年は季節は早めに動いています。梅雨前には夏を感じさせるかなり暑い日が続いていましたし・・・。

本当にヒメボタルの発光時間は1回0.25秒なのでしょうか。
こう計算したのです。
30秒間シャッターを開けていて写っていた移動しているヒメボタルの発光は60回だったわけです。30÷60で答えは0.5秒。0.5秒で1回明滅するわけですから光って0.25秒。消えて0.25秒。合わせて0.5秒なわけです。

今年の上の写真は48回ですから30÷48で0.625秒となり1回の明滅時間は0.625秒となりです。明の光る時間はその半分ですから0.3125秒です。

昨晩のヒメボタルの明滅時間は,以前の記事の発光時間と違います。

ヒメボタル
2010.6.27のヒメボタル(37分間コンポジット)

昨晩は風もありませんでした。観察には適していました。しかし,点で写っていたヒメボタルの光が少し流れたのです。これは速く飛んでいて光が流れたのかそれともヒメボタル自身の発光時間が長くなったのかはわかりません。

鱒淵0627 123-s
ヒメボタルの30秒間(光が60個写っています。これは1回0.25秒の発光です)

ヒメボタルの明滅時間はそれぞれ違っていて,その目的によって明滅の間隔を調整しているとも言えます。雌を見付けたら速くなりゆっくりと移動しているときにはゆっくりとなるのでしょうか。

ヒメボタル 062s
2014.6.21 橋が写っています。橋の方からこちらに向かってくるヒメボタルの30秒間 50個の光が写っています。

30秒間に50個の光ですから30÷50で1回の明滅時間が0.6秒となり,ひかっているのは0.3秒間となります。
みんな違うのです。

そして止まったまますぐ近くで互いに明滅しているヒメボタルの発光は実に不規則でした。2回連続して光ったり,かなり時間を空けて明滅したりとコミュニケーションの内容によっても光り方が違います。

もともとこのヒメボタルは雌が飛ばないということでその地域に定着して,個別化も進んでいると言います。餌もまだ分かっていない部分があり,中には土に潜らない幼虫もいるとか書いてありました。不思議です。眠れません。

今夜もいってまいります。


クリックしてね
にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ
にほんブログ村

関連記事
スポンサーサイト