FC2ブログ

小高い丘の上で

最終電車ゆくs
最終列車

昔撮った写真をみつけました。
怪しい男が毎夜写真を撮っているということなのか,JRはこの場所に高いフェンスをつけたのでした。
そして道路は新しくなり,高架橋は変わり,坂だったここの一番下はダムの建設に伴い,今は水の下になってしまいました。
次々と思い出の場所はなくなり,木は切り倒され,地形は変わっていくのです。
たった10年もたたないうちに。

この場所から50m程坂を登ると小高い丘に出ます。
昔使われた鉄道の監視所の鉄塔が立っています。
不思議なことにそこで写真を撮ると同じ夢を見ます。あまりよい夢ではありません。
そんなこともあり,やがて足は遠のき,その場所で写真を撮ることをやめました。何かがメッセージを私に送っていたのでしょう。
その場所もつい最近道路に変わってしまいました。

その景観から自然と湧き出してくる記憶があります。
動かない景観と動く人間の接点から生まれてくる記憶のことです。
同じ夢を見せられたその意味を解しきれないまま,動かないはずの現実の景観の方が葬り去られていきます。
その小高い場所が道路に変わるという工事の折,私は切り崩されてさらされたその地層を調べてみました。
堆積した丸まった石の地層などから水が流れてたまるところであったことが分かりました。

それではその丘の水の記憶が私に同じ夢を見せていたのでしょうか。
夢で繰り返されるメッセージが私にはとても大切なメッセージに思えて仕様がないのです。


クリックしてね
にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ
にほんブログ村
関連記事