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結氷した朝『漆の実のみのる国』

結氷した朝
 今夜はよく晴れています。月齢23の今日の月の出は0:14ですから,ゆっくりと撮影してきます。うまくいったら,アップします。

 今日の本
『漆の実のみのる国』藤沢周平 文春文庫
漆の実のみのる国〈上〉 (文春文庫)漆の実のみのる国〈上〉 (文春文庫)
(2000/02)
藤沢 周平

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藤沢文学の渾身の力を感じられるこの作品。後で知ったが,藤沢周平の遺作となった作品だそうである。上杉治憲(のち鷹山)が側近達と米沢藩の窮状をどのように立て直していくのか。現代の不況と重ね合わせると多くの示唆に富んだ本だったと思う。家臣に土地を与え,田畑を耕すようにさせたこと。鯉の養殖,漆と塗り物,織物等の地場産業の振興など改革のすべてが語られていくが,借金は嵩んでいく。藩を立て直そうと格闘する主君と側近達の,藩民に対する「義と責任」が未来を少しずつ照らし始めるかすかな希望に心打たれる。
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