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星の撮影をあきらめて

穂高 1044-2s
雲晴れて残照に浮かぶ槍ヶ岳

陽はとうに落ちて薄暮も終わりを告げました。
さて星が瞬く時刻が訪れ,カメラをセットしたそのときに
突然女の人の悲鳴が聞こえたのです。
尋常ならざる声でしたのでびっくりしました。
察するにどうも夜になり,電灯を持っていないために進めなくなってしまったようです。
叫ぶようなその声は韓国の人のようです。
非常事態には違いありません。下手に暗闇で動き回っては転落してしまいます。

穂高 892-2s

人を助ける方が先でしょう。
星の撮影はあきらめました。

足もとを照らしながら山小屋へ連れて行こうとすると,パーティーのリーダー達が助けに戻って来ました。
私は疲れ切った女の人の足もとを照らしながら山小屋まで付き添いました。
動けなくなっていた人たちは4,5人はいました。小屋では戻ってこない人を待ち,騒然としていました。

とにかく皆助かってよかったです。
念のためこれからは十分な装備で,時間に余裕をもち,何よりもヘッドランプくらいは持って歩きたいものです。


穂高 1112-2s
常念から昇る朝日

次の朝は皆元気で,「ありがとうございます」と言われ,ご飯をよそってもらいました。


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