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モードの最先端は,『鳥』

ベニマシコきれいな胸の紅色 ベニマシコ
カワセミ鮮やかな青 カワセミ

 ベニマシコだなと思って写真を撮ったが,改めてモニターで見て,きれいな赤い胸の色だなあと思った(写真1)。
 沼に行けば鳥の写真は必ず撮っている。ホオジロも,シジュウカラも,ミコアイサもオナガガモも。そしてカワセミも・・・(写真2)。特に♂は羽の色がきれいだ。そんなことは,誰でも前々から知っている。しかし,しみじみと今日ベニマシコの写真を撮って思ったのだ。鳥の羽の色って本当にきれいで,まさにモードの先端を行っているんだなと。 
 モードは現在,資本主義の中で,夢を売る商売の横綱の位にいるだろう。それはだれしも肯けることだろう。しかし,スタイルやファッションへの欲望は自由でありそうに見えながら,ただの選択の自由になっていたり,マスコミに巧みに管理されていたりしないだろうか。人間は,欲望を内側にためこむ動物だろう。人間にとって欲望は,実現不可能という不安にさらされながら,地滑り的に自分の内側に,次から次へと溜まっていく。だから夢は,はかなく無意識という自分の内側のゼロ次元という場所に,不可能性として渦巻いていくばかりだ。
 一方,鳥は?と言うと,人間にとってははかなく見えるこのモードの欲望を,100%外在化させることができている。鳥にとって,生命の持続が,色とスタイルと模様をことごとく身にまとうことをやり尽くしている。鳥は,欲望を内側に溜め込むことなく,身体そのものに放出し,外在化し続けることが完全にできているのである。そしてまた,夏羽や冬羽というように,モードは完全に機能とも一致している。すばらしい。全くすばらしい。
 ベニマシコやカワセミのファッションを見て,その色の究極を見て,しみじみそう思った。

 これは多分鳥の視覚と密接な関係があるだろう。鳥の視覚については,別の機会にまた載せます。
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