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栗駒紅葉散歩3-風の通り道-

栗駒の星 004-3s
栗駒山紅葉散歩-風の通り道-

写真の肌に沿って白い線に見えるのが風の通り道です。
大げさですが,これを見つけてから栗駒山の特徴を地形によって知ることができるようになりました。北からの風が天狗の相撲取り場,天狗平が吹き出し口となって南側の太平洋側に流れ出すのです。従って須川温泉側は曇りでしょう。そして秋田県側は雲海となっていると思われます(事実そうでした)。北からの冷たい風が壁となっている栗駒山に当たって雲をつくります。そして溜まっていくのです。ある程度の限界を超えるとこのように筋のようになって宮城側に流れ出します。これからの季節太平洋側と日本海側との接点となり,大量の雪が入り込む地点が天狗の相撲取り場です。湯沢-須川温泉-天狗の相撲取り場(天狗平)-御室と積雪10Mを超えるラインが出来上がります。これが栗駒山のすべてのバランスを保たせているのです。地形,天候,積雪,植生,気象のバランスはただ一点の天狗平によって制御されるのです。
例えば,栗駒山の北側には湿原が多いです。これは雪や風が長く溜まる場所という局所的な条件があると考えてみるとおもしろいです。実際マガンがこのラインの使って栗駒山を越えて来たり,越えて行ったりしています。上空での大きな空気の流れがあるのです。そして最後に福島原発の高濃度の放射能が栗駒山南側に細く入り込んでいた事実をご記憶でしょうか。太平洋-石巻-登米-栗原-栗駒山と太平洋側の大きな空気の流れがあって栗駒山に収束していくのです。栗駒山のきのこ類の出荷停止が長く響きました。
 最後に核廃棄物最終処分場問題です。栗原市に来た核廃棄物最終処分場の予定地は少なくてもこの風の通り道のライン上にあります。栗駒山の風の通り道からして何か遭ったときには放射能が拡散することは必至です。もっと学者は研究して気象と地形の特徴などからも危険である要素を勘案すべきです。

ちなみに今日の写真は私が今回撮影した中でとても気に入っているものです。


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