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人と野生動植物の共生を考えるつどい

土曜朝 253-2s
ジョウビタキ♂

今日午後登米市佐沼の迫公民館で第7回「人と野生動植物の共生を考えるつどい」が開かれました。

わたしたちは今後どのように,自然を保持していけばよいのでしょうか。
ごみを捨てない。省エネ。エコ。3R。いろいろあります。
しかし,そうしていれば大丈夫なのでしょうか。

私たちの個人レベルでは追いつかない程のスピードで温暖化が進み,やがては想像していない処から暖冬はやってきたり,イノシシが町中を暴走する結果を招いているのではないかと類推することで問題の切実さは誰でも感じることができます。
こういう考えはどうでしょうか。暖冬の影響をまともに受けた野菜農家の損害や売れなくなった暖房器具をつくるメーカーの収益が大きく下がってしまっていることを考えるとその損害をどこかで代替しなければならなくなるでしょう。
イノシシが民家近くまで現れることで行政は柵を立てたり,危険なイノシシを処分したりするための予算はどこから出ているのでしょうか。更に温暖化によって自然災害の増大化について防災の予算を計上しなければなりません。間伐をしなくなった山は荒れて表土が露出し,土砂災害を引き起こす可能性もあります。
これらに対してどれほどのコストがかかるでしょうか。次々と対症療法的に行くと,コストは信じられないほどかさんでいくことでしょう。
つまりこうまとめられます。
自然のバランスを崩すことでその代償としてのコストは連鎖的に莫大になっていく。自然がなくなるとその自然の働きを人間自身が全てやらなくてはいけなくなるわけです。そしてその人間がしなければいけないことは連鎖的に増えていくことは確かです。つまり自然の生態系のバランスを崩さないことで防災そのものも成立していく。それが持続可能な世界構築のデザインなのです。


土曜朝 218-2s
朝の電車とハクチョウたち

自然の力を借りて,よりよい環境を持続させる。それは私たちの生活環境でもあります。
それをグリーンインフラと言います。つまり方向性としてはコストのかからないグリーンインフラを最大限に活かしたまちづくりが必要になるのでしょう。

また戻りましょう。
じゃあ私たちは何をやればいいの。
この大きすぎる答えをわたしたちは道徳的な考え方で乗りきろうとしてきました。しかし真面目に考えればそんな道徳的なことだけではうまく行きっこないさ,と感じてもいます。これはこのような課題解決のための実践の仕方を教えられてこなかったという事実があります。自分の力で自分の場所を変えていくにはどうしたらよいか,その方法を考え,どのように社会に働きかけていけばよいのかを教えてこなかったからです。困ったときには誰に聞けばよいのか,実効性ある方法を専門家に相談する。そんな教育プログラムを学校でも行う時代が来ていると言っていいでしょう。その子ども達の活動を後押しする大人が必要です。

土曜朝 361-2s
電車と鳥たち

では何から始めましょうか。
好きなことから始めましょう。友達と,町内会と,家族と,考えていきましょう。そしてひとつひとつ動き出しましょう。



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