さくらの系譜2017 その四-天蓋からのことば-

米谷の桜 332_3_4_tonemapped-2s
天蓋-石越しだれ桜-

桜の天蓋に包まれる

桜の樹の下に立って空一杯に広がる花を眺める
うろうろと歩き回る
桜の樹を眺める
花をさわりごつごつした幹をなで
離れてはまた戻る
桜に話かける
たまに返事が返ってくる
高台をみつけると藪こぎをして眺める
桜の樹は黙っている
また樹の下に戻る
天蓋になっている桜の花
私の身体に降り注ぐものを感じる
絶え間なく桜の花の天蓋から降り注いでいる
私はそれを浴び続ける

種まき桜 018-2s
種まき桜

夜に降り注ぐ
星から降り注ぐ
桜から降り注いでいる
それを感じる
ためしにフラッシュをたいてみる
降り注いでいるものが微細な輪郭になって
写り込む
天蓋からのことばなのだ
それが分かるのに
十年を費やしてしまった


追記
2枚目の写真の夜空の暗い部分に小さな丸がたくさん写り込んでいます。水蒸気なのか,霧のなのか,雨は降っていないのに。


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