ホタルの飛び方全記録

ホタル全記録-2s
80分全記録

いきなり強い写真で,すみません。
なにせ80分間のホタルの全記録ですから写真は派手になってしまいます。今日はこのホタルの時間帯ごとの特徴を調べることでホタルの飛び方を自分なりにまとめたいと思って載せました。今日はホタルの飛び方についてです。

さて,こちら宮城県北部のホタルも,今年のピークを迎えつつあります。
一番のチャンスですので,ぜひ見に行って下さい。
昨晩はかなりホタルの数も揃ってきたので全記録を撮ろうと思いました。つまりホタルが出始める8時辺りから9時半辺りまで定点でずっと記録したのです。写真そのものは飛び始めから10分ごとに一枚にまとめていきました。まずピークは写真によって飛び始めから20分ほどで飛んでいる数が一番多くなるようだと思いました。これは日没後1時間を明かりが残る薄暮とすると薄暮の終わりと一致するようです。川の一個所だけが木に覆われて真っ暗になっていたとしてもその部分のホタルだけ早く出てくるわけではないのです。参考書では0.1ルクス以下で光り始めると書いてありました。

8時から-2gs
8時からの10分間

空にはまだ明るさが残る青の時間帯です。
画面左上にはさそり座が出ています。飛び始めたホタルの光を見ますと短めでふわふわした感じがします。まず8時頃,草むらのいたるところにホタルがここにいるよと光り始めます。出かける準備です。足下の草むらの至る所が光り始めても,すぐ飛んだりはしません。ホタルは出始めにそろそろと上に舞い上がります。そして様子を見計らってからそろそろと横移動を始めるのです。ですから縦移動が多いのが出始めの10分の特徴となります。そしてその縦の上がり方はせいぜい1m以内です。あくまで川のそばを離れません。そして周りの様子を確認して少しずつ横移動が始まっていきます。この横移動は川の草むらの高さぐらいです。そろそろと何かを探しながら飛ぶような光跡です。

8時21分から-2gs
8時21分からの10分間 この辺りがピークに見える

8時20分です。ピークと言っていいと思います。
たちまち数は多くなり,横移動もかなり直線的になります。1匹の飛行距離が伸びていきます。と言ってもせいぜい10m単位です。活発に動き回る様子が確かめられます。少し高めを飛ぶホタルが目的を見付けた場合のアプローチは一気です。迷いがありません。このあたりはすごいと思います。ホタルの心意気というか,相手に一気に迫る力強さを感じます。私の迷い続ける人生とはまったく違う野生の力に感じ入ります。発生「最盛期のオスとメスの比率は3:1」ぐらいだそうです。光り方だけではオスとメスの区別は全然分かりません。ただ葉っぱの先端にじっと留まり,時折強く光るのはメスなのかなと思います。飛んでくるオスの発光にすばやく反応するからです。


8時41分から-2gs
8時41分からの10分間

写真はピークが過ぎようとする後半8時40分過ぎです。かなり横の光跡のラインが目立ってきます。かなり数は多いです。しかしそんなに長い時間ピークは続きません。ピークといってもすべてのホタルが飛び交っているわけではなくおよそ3~4割は草むらにいます。この草むらにいるのがメスかもしれませんが,すべてがメスではないでしょう。ちなみにある草に多くのホタルが留まって光っています。あれはメスのたまり場ではないかと思います。飛んでいるオスが次々とやってきていました。
9時過ぎるとめっきり光が減ってきますが,なくなるわけではありません。またしばらくすると盛り返した感じになり,少しずつ数は減っていきます。みんな木々の葉や草むらに留まります。


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