土曜日新月夜のホタル-前向きな生き方-

ホタル土曜 427-2gs
自由への飛翔

驚きました。羽の下にある腹の部分は幼虫期の身体そのものですね。
このように幼虫期の身体をそのまま使う効率的な変態に舌を巻きます。ほんとに昆虫はうまい仕組みを持っています。

ホタル土曜 414-2s
ホタルの顔

ホタルが前方を注視する仕組みだということは,両眼が前に並んでいることから分かります。前からの光を一番に意識できる仕組みなんですね。確かに飛ぶときにも前を向いて,光も前を向きます。飛ぶときに発せられる光は前方から見ると,一番強く感じられ,横から見て感じる光よりも数十倍も明るく,強く感じます。ホタルは前向きの生き方なのです。考えてみるとバックするホタルはあまり見られません。戻る場合はせいぜい旋回してから進み始めるのです。腹を見せてながら,その腹を光らせて生きる生き物はあまり記憶にありませんね。もっとも身体の弱い部分を見せて立った姿勢で飛ぶわけですから不安定なわけです。光らせて信号を伝える生き物は特に海に多いことをよく聞きますが,光が届かない深い海にニッチを求めている魚や夜に活動することが前提になって進化を遂げてきたのでしょう。ほんとに感心します。

12分間-2s
もっとも活発と思われた12分間の飛翔 昨晩新月の夜

ホタルのピークは何をしてピークと定義づけられているのでしょうか。
数が一番出た夜をピークというのでしょうか。それとも一番活発な動きがある時をピークというのでしょうか。昨晩のホタルの活動は普段より15分間も早いものでした。曇り空だったので晴れた日よりも時間的に暗さが早まったこともあるのでしょう。昨晩のホタルの動きはかなり自由でした。つまり勝手知ったるホタルがいきなりもう自由自在に飛び始める飛び方でした。つまり最も活動的な夜でした。少なくてもホタルの動きからするとピークといってよいと感じました。また今夜がどういう飛び方なのかを確かめることでピークが分かっていくのかもしれません。


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