「組み合わせの妙」を求めて

北上線 135-2gs
そば畑を往く

写真は北上線の小石川-黒沢間です。
棚田になっていたような所に稲ではなく,そばが植えてありました。

最近読んだ本に,イネの花が咲く時期に冷害が確実になるようであれば,すぐそばを植えるとよいと書いてありました。
なるほど冷害で不作の場合は代わる食料を確保する必要があるので昔の人はよく考えていたものです。そばは栄養価も高いし,先日見たテレビのロシアのバレエ団では食事にそばが採用されて,メンバーがとてもよい健康状態になっているそうです。トチの実,くり,クルミなどの木の実類も備蓄して,飢饉に備えます。そばは優秀な作物で,土の養分も吸わず,焼き畑をした場合に最初に植える作物がそばが最適なのです。雑木林を切り拓いて,乾燥させます。そして夏の暑い8月の時期に一気に焼きます。そしてそばを植える。寒い時期までにはそばは収穫できる。
すべて自然の中で完結した生活をしていた,昔の人はよく考えていたものです。

若柳花火3-2s
若柳の花火大会

こんなに天候が不順ですと,花火のような派手で色彩豊かなものを見たくなりますね。
その代わりやっぱり鉄道と組み合わせたくなります。で撮ったのがこれです。鉄道と花火がバランスよく入る所はかなり限られますね。

若柳花火2-2s
若柳の花火大会

今度は広角で捉えました。
いくらロケハンをしても実際に花火が上がってみないと画面が特定できないところがあります。これは花火がもっと画面中央に来ると思って決めた場所でしたが,意外に端の方から上がり始めたのでした。

以前に俯瞰で花火を撮ろうと山の上から撮ってみたことがありました。
希望の花希望の花 2011.8.2掲載

ここに鉄道が入れば最高ですね。
鉄道写真の楽しみは,美しい四季を取りまじえる季節感あふれる写真に魅力がありますが,鉄道との組み合わせでこんなことができるのという発見にも魅力があります。それをなるべく自然なままに,時には大胆に合成することもあります。私などは星空や月,太陽と鉄道に「組み合わせの妙」を作り上げたいと思っています。「えっ。こんな場所があるの?」「えっ。こういう組み合わせができるの?」という驚きも大切ですね。それを可能にするのが構図ですね。いつも新しさを追うために苦労をいとわない追究力と粘りが写真の質を決めるようです。


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