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雑木林を歩く

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雑木林を歩く

ふと気付くと今年もあと十日余り
休みを利用して,昭和初期に廃線となった軽便鉄道のトンネルを探した。
そうして雑木林の中を彷徨い歩いた。
結局トンネルは見つからなかったが,冬の透き通った林を楽しむことができた。

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冬枯れした荒れ野もまたいい

山野を開拓した山の中
うねる道を歩く
明るい雑木林の奥が光っている
夏には暗く,むせかえるような林の奥が今は
すがすがしい

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おや。こんな民家から離れた場所を猫が・・・

開拓の人たちは,どんなにか苦労してこの土地に入り切り拓いていったかと思うと
残されたこの景色が尊いように思える。

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夜明け前にあられが降ったらしい

林の道はどこまでも続く
開拓した人たちの家がうち捨てられたまま残っている。
長い門口をたどり,うち捨てられた家の前でこんにちはと声をかけてみる。
もちろん返事などない。
家の近くの木に留まっているジョウビタキのメスがこちらをうかがっている。

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続く林の道の向こうに,開拓時から使われている小屋が見える

なんだか休みの昼下がり
とても気持ちのよい散歩ができた気分だ
それにしても雑木林の景色は,今の私の心にとても合っていた。
國木田独歩の「武蔵野」やツルゲーネフの小説を思い出す。明治の自然の景色なのだ。


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