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月下の桜『山桜』

 こちらももう少しで桜が咲きそうな雰囲気です。このように楽しみに待つときがまた楽しいときでもあります。

 さて,月と桜の組み合わせは,日本画では定番のように描かれることが多いです。しかし,どこか画面にまとまりをつくらせような作為的な構図で描かれることが多いように感じませんか。桜だけでは落ち着きが取れないとき,残した空間に月を添えるように見えるのです。そしてその月はもっぱら満月だったりします。どこかわざとらしいと感じるときもあります。
 写真で,月とさくらを組み合わせるときには光の量などで大変難しくなります。月が明るすぎるからです。そこで組み合わせにコンポジットを使ったりすることも試みました。
月下の桜6 コンポジット作例1
わざと月の大きさをきょうちょうしてみました
月下の桜1月輝く
 作例1と同じ桜です。少し雲がかかった月を別に撮り,コンポジットしてみました。コンポジットての写真には賛否が分かれるところがあります。しかし,科学的な記録写真ではないので,わたしなどは自分のイメージに合わせてときどきコンポジットを試してみるところがあります。
月下の桜2昌學寺月下のさくら
 これはコンポジットではありません。桜の露出に合わせると月齢8の月でもかなりオーバーになります。
月下の桜5
 月,沈む。坂の下のさくら
 画面のさくらの右に沈もうとする月が写っています。
月下の桜3月,中空に立つ
 三枚目のさくらと同じさくらです。高く昇った月を写しました。

今年も月とさくらの組み合わせは撮っていきたいと思っています。

今日の本
『山桜』藤沢周平
桜と言えば,これです。映画にもなりましたが,映画の中の山桜はちょっといまいちでした。藤沢文学のエキスがつまった短編と言えるでしょう。
時雨みち (新潮文庫)時雨みち (新潮文庫)
(1984/05)
藤沢 周平

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