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2019サクラサク⑪-風土記の桜「加美郡柳澤村長泉寺の桜」-

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長泉院 エドヒガン 300年

加美郡宮崎町柳沢村の長泉院の種まきです。
地図で確かめると柳沢となっており,風土記の柳沢村風土記書出には残念ながら名木は記載されていませんでした。また長泉院書出にもこののことは触れられていません。根回りが県で4番目の太さですので風土記に記載されていてもよいでしょう。隣の谷地森村では15本の名木が記録されています。その中にが一本あり,場所は町となっています。二丈五尺ととても大きなになります。条件を満たしてはいますが現在では地図に町という地名が見当たらないのです。また隣の村の鳥屋崎村の八幡神社にも根回り県内7番目という桜が現存していますが,肝心の風土記には記載されていません。この神社で記載されているのは杉三本です。根回りが一丈三尺,一丈五尺とシルされています。鳥屋崎八幡神社の大きな桜は245年前の安永年間は寝回りがまだ一丈にはなっていなかったとも考えられます。
実際風土記の記録に従って当地を探し求めてもめあてとする桜が見当たらないこともあります。地元の方に確かめるのが一番良いと感じます。

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堂々とした風格のある種まき桜です


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このように風土記の桜を求めて探しておりますと,町の中心部よりも街道に沿った辺境部の村々によく残されているような気がします。それも神社仏閣の中に,または舘跡に多く残っているような気がします。仙台藩には平均して一つの村に二つの修験の寺があったといいます。つまり修験が村の拠り所としての古木や古館を守ってきたこともあるのでしょう。


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