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新・遠野物語-水ニ花サク-

栗駒の星 110-2shadowraise-gs
この「新・遠野物語」シリーズは,もう今は誰も記憶していない,古き日本の源像を探り,映像で再現しようとするものです。

すべての罪穢れを一瞬で払い,成仏の道に入る灌頂の儀式では,聖なる水と香炉がまず置かれます。その「聖水を汲む」場所は,「明星来下の地」「明星の影を写す地」であり,龍神が水を吐く時刻「丑の終わり寅の始めの一点(午前三時ちょうど)」に汲むと言われます。水が生まれる時は「水ニ花開クガゴトシ。故ニ水ニ花サクトハ云ウナリ」と言われます。「水ニ花サク」という表現は実にロマンチックな表現ですが,水が湧く場所では水が盛り上がり波紋を立てていますが,そんな様子を例えて「水ニ花サク」と言っていると思います。そして聖水を汲む時間帯は,明けの明星(金星)が午前三時にすでに上がり,その明星が美しい水に映り影を落とす場所でなくてはいけないということになります。
この写真はその条件を満たしていますが,前夜も熊が現われた場所です。


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