FC2ブログ

今日のさんぽ道『初夏に座す』

今日のさんぽ道一ヶ月ぶりにさんぽ道に出かけました。もうすっすり初夏の雰囲気です。緑がまぶしいばかりです。気温はと言うと,うっ,27℃。あ,暑い。

ヤマボウシヤマボウシの花がみっしりと咲いていました。逆光を受けてきれいでした。

おっおっ。見つけたぞ。隠れようとしてもだめだ。計4匹のクワガタを見つけました。そのままにしておきました。

ホウの木ホウの木ももう終わりですね。この花が終わると初夏の季節に入ります。このホウの木の花を見るとどうしてだか,菅江真澄のことを思い出すのです。おみやげにホウの木の枕を贈ったというところです。香りのよいホウの木の枕は実におしゃれなお土産だと感じ入ったことがきっかけかもしれません。

アゲハモドキ家に帰ると,おっ,クロアゲハかとナデシコの花にいるところを撮ると,しまったー。アゲハモドキではありませんか。いっぱい食わされました(笑)。

今日の一編
『初夏に座す』岡本かの子

この頃の季節の長所は明るく、瑞々しく、爽かなことである。たいがい憂愁も、しばし忘れさせて呉れる、常緑樹の重厚な緑のバツクに対して鬱金色の粉を吹いたやうな灌木の新芽、あらゆる形の「点」と、あらゆる形の「塊」とで清新な希望の国を構成する若葉の茂り、見れど見飽かず、眺むれど眺め尽せぬ心持ちがする。

 野には晩春を咲越へて、なほ衰へを見せない花、すでに盛夏を導いて魅力ある花、それ等に交り、当期の花は鮮妍《せんけん》を競つて盛上つてゐる。碧青や、浅黄をまぜて、大空は仰ぐ眼をうつとりさせる。寛いだ白雲は悠々と歩を運ばしてゐる、そこにはなほ光と匂と微風の饗宴がある。

 食物には、筍は孟宗のシユンは過ぎて淡竹|真《ま》竹の歯切れのよい品種が私たちを迎へる。魚類はそろそろ渓川の洒な細鱗が嗜味の夢に入る、夕顔の苗に支柱を添へ、金魚の鉢に藻を沈めてやる、いづれも、季節よりの親しみである。

クリックしてね↓
にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ
にほんブログ村
関連記事

コメント

非公開コメント