2023/01/01
年越し写真帖2

冷たい霧の雑木林
林に入る
万華鏡のような光の切片が木々の枝先に踊る
林床にも踊る
カラ類の澄んだ声
落ち葉を踏むキツネやタヌキ
また静かに沈んでいく沈黙
枝先を翔けていく風の音
こんな雑木林も殆どなくなってきた

朝日に飛ぶ 蕪栗沼
日が高くなってから飛び立つガンの数は少ない
いつもながらいつ背を向けて家に帰るのか迷う
撮影を止めた途端に最後の見せ場がやってくるからだ

夜明けの林から望む星たち
林の中,木々の合間から見える星の光は存在感が少し弱くなる
やっぱり少し光跡を長くした方がいいかも

川面に降るみぞれ
雨を多く含んだみぞれが降る元旦となった
向こうに虹が立っている
カモたちが去った水面は静かだ

年越ししたバラの蕾
ここを通ると決まってこのバラの蕾を覗き込む
もう花となって開くことはないようだ
冬の寒さにじっと耐えている

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