2023/02/28
がらんとした春の空
春を告げる天の川 今朝2月28日 長沼
ハクチョウ達の鳴き交わすあの声が眩しい春の空の奥に消えてしまった
ただがらんとした空にははぐれた一羽のマガンの不安そうな声が聞こえてくる
春はさみしい
みんないなくなってしまう
毎年のこと,春は別れと知っている
しかしいなくなってから初めて強く別れの哀しさを感じる
もっと声を掛けてあげればよかった
もっと見てあげれよかった
もっと話をしたかった
叶わなかったことばかりをいつもこのように並べている
去っていった鳥たちと秋にまた会う時には
私も少し成長していたい
ただできることは手をふること
北へ帰っていく彼等に大きく手をふること
ちぎれるばかりに手をふること
見えなくなっても手をふること
それがあなたと私の希望
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