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雁などの列ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし

朝立ち雁の朝立ち
朝の光水面に写る朝
朝の風景朝の風景


今日のタイトルは『枕草子』の一文で,秋の雁の様子を書いた文から引用しました。
今日の朝も晴れましたが,凄みのある朝焼けでした。今日こそ日の出を見たいという気持ちで5時起き。朝靄立ちこめる中,沼西岸の獅子が鼻に立ちました。誰もいません。すごい朝焼けです。昨日のブログで,宮島沼雁55000羽というタイトルを見つけましが,こちらも順調に増えています。見上げれば,空には月齢25の月が白々と浮かんでいました。その月をかすめるようにガンたちは採食場に散っていきました。
以前に,夏の様子を『枕草子』の文をもじって「朝はヨシキリ 夜ホタル」という記事にしましたが,もう秋の項に進みました。(その記事はこちら)月日の経つのは早いものです。


今日の一冊
『枕草子』 
春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、少し明りて、紫だちたる雲の、細くたなびきたる。
 夏は、夜。月の頃は、さらなり。闇もなほ。蛍の多く飛び違ひたる、また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くも、をかし。雨など降るも、をかし。
 秋は、夕暮。夕日のさして、山の端いと近うなりたるに、烏の、寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛び急ぐさへ、あはれなり。まいて、雁などの列ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。日入り果てて、風の音、虫の音など、はたいふべきにあらず。
 冬は、つとめて。雪の降りたるは、いふべきにもあらず。霜のいと白きも。また、さらでもいと寒きに、火など急ぎ熾して、炭もて渡るも、いとつきづきし。昼になりて、温く緩びもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりて、わろし。

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(1979/08)
清少納言石田 穣二

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