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ある一日-最近の鳥情報-

朝靄の帰り朝靄の帰り
還る「還る」(部分)登米市美術協会展にて展示されていた及川澄子氏の作品。感動しました。伊豆沼のハスだそうです。枯れていく姿がこんなに素晴らしいとは・・・。
最近の冬桜最近の冬桜
夕暮れねぐらへ帰る

 今日は最近の鳥情報ということでお知らせです。
 まず,12月4日の毎日新聞朝刊にこのような記事が載りました。
「シジュウカラガン:希少種、化女沼にねぐら 雁の里親友の会・池内さんが確認 /宮城」(詳しい記事は こちら )というタイトルでシジュカラガンが化女沼にかなり来ていて,ねぐらにしていることが確認されたというのです。
「化女沼で,シジュウカラガンが「11月30日早朝に53羽、12月2日に43羽のシジュウカラガンが沼から飛び立つのを数え、ねぐらと確かめた。これまでは渡り数が少なく確認につながらなかった。

 2日の観察では、今年9月に北千島のエカルマ島で「日本雁を保護する会」(栗原市)の呉地正行会長らが最後の放鳥事業として放した86羽のうちの1羽の若鳥を含め7羽の足環付き鳥がいた。足環のない鳥は代を重ねた野生鳥と幼鳥。」
とあるように,確実に増えていることが確認され,更に足環のない次世代の幼鳥が混じっていたことから,確実に自然の中で,繁殖して増えていることも確かめられたのです。嬉しいニュースです。このシジュウカラガンは宮城と特別の関係があって,1980年に絶滅が危惧されてから,八木山動物園で繁殖させ,85年に伊豆沼から放鳥して,以後,彼らの動向が注目されていたからです。

 シジュウカラガンについては,85年冬に伊豆沼で,八木山動物園で繁殖させたものを放鳥し,以来15年間にわたる保護事業が続いていました。共同で行っているアメリカでは3万羽まで回復しているのだそうです。今回の化女沼での確認は関係者にとっても,私たちにとっても本当に嬉しいニュースになりました。(15年間にわたる事業の詳しい記事は こちら )
 このような努力は尊いものだと思います。そして,確実にその努力が実っていることも確かめられました。それだけ,自然は回復に対する広い力も持っていると改めて感激しました。強いものだけが生き残るという風潮が強い現代の世の中で,手を差し伸べれば確実に修復できるということを私たちは学ばなくてはいけません。それが自然に対する礼儀だと感じさせられるニュースでした。
 そういう気持ちで自然に接していきたいなと,私は思っています。
 尚,化女沼では現在「他にヒシクイが1100羽前後、ねぐらにしている。」ということで,今年は楽しいことがいっぱいです。
 えっ。なに。ハクガンも来てる。いいぞ。
「ハクガン:蕪栗沼近く、今年も飛来 /宮城」(詳しい記事は こちら )

カナダガンカナダガン2010.4月 バンクーバーにて

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