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この頃の伊豆沼ニュース

日曜4.8 203-2sトビ,舞い上がる。
 伊豆沼の春は,陽の光で感じるだけではありません。芝刈り(枝払い)もあります。3月下旬に一斉に枝払いが行われ,柳などの枯れかかっている木が伐採され,ヨシなども今年のために刈り払われました。現在,沼は見通しが良くなり,広くなった感じがします。
 しかし今年は例年と違っています。
 「野焼き」がないのです。
 野焼きは,沼の縁や土手に繁茂した雑草類やヨシなどを一斉に火をつけて,焼き払うものです。野焼きを行うことで,野ネズミの駆除や繁茂しすぎた下草を焼き払い,植物の生長を活発にすること,焼却灰が新たに田の土壌の酸性化を防いだりすることになり,多くの利点があります。言わば春を告げる「野焼き」が今年はなかったのです。
 理由は,ずばり放射能汚染です。「伊豆沼風景というブログがあり,3/17付けの記事には次のような記述がありました。

渡良瀬遊水地では、ヨシから42Bq/kg、下草の焼却灰から780Bq/kgの放射性セシウムが検出され、安全性の確証が得られないため、ヨシ焼きが中止となりました。

(伊豆沼で採取したヨシの)4箇所平均でヨシ本体から67.5Bq/kg(範囲:57~102)、その焼却灰から1050Bq/kg(範囲:450~2110)の放射性セシウムが検出されました。このデータをもって再度会議を行ったところ、基準値はないものの渡良瀬遊水地での事例があること、予防原則を適用すべきという観点から、土地改良区の方々など含めた主催者全員一致で野火は中止となりました。

 以上の引用の記事は( こちら )
日曜4.8 105-2sハシビロガモ飛ぶ
 以前,野焼きの写真を撮っていたら,農家の人から怒られたことがありました。
 「証拠写真とってんだべ。」
 「いいえ。沼の春の風物詩と思って,この野焼きを撮っているんです。」
 「勝手に写真撮って,こっちは迷惑してたんだ。環境保護団体なんか,野焼きすると騒いでばっかりだ。やれ,煙を出した。環境破壊だと・・・。」
 「環境破壊じゃないですよね。」
 「野焼きすれば,野ネズミ駆除にもなるし,土壌の活性化にもなるのよ。そういう所見ないで騒いでばかりだ。」
朝4.8 231-2sヒヨドリのあくび
 ラムサール条約に指定された伊豆沼ですが,「ワイズユース」と言って,「賢明な管理」は自然にとっても,ここに暮らす人々にとっても大切なことです。生き物にとっても,人間にとっても適切に管理された自然が「共存」というバランスをつくってきました。その結果,冬鳥が20万羽も安心して越冬できる土地になったのです。
朝4.8 429-2sssキジの「ほろうち」
「ほろうち」というのは,キジが(鳴いて,羽をバタバタとすること)ほろうちの最初の伸びではキジは白目になってるんですよ。何枚写真に撮ってもそうでした。

 今日はゆっくりと沼を廻ってみました。久しぶりでした。水位も随分増していました。ハクチョウも北帰行の途中で羽根休めしていましたし,同じようにマガンもいました。みな帰りの途中です。バンも暖かくなった水面で群れをつくっていました。カシラダカ,カワセヒワ,ヒヨドリ,トビ,ミコアイサ,ハシビロガモ,マガモ,スズメ,昨日はツバメも見ました。カラスが多くなりました。ペアでいる鳥たちが目立ってきました。キジは200mごとに自分のテリトリーを高いところから監視して,鳴いてはほろうちを繰り返していました。冷たい風はありましたが,明るい陽の光に,水面(みなも)はのどかに光っていました。
日曜4.8 093-2sミコアイサ飛ぶ
 夕方,沼でタヌキを待っていたら,栗原市の防災無線で栗駒山の方で
「夕方5時,熊が目撃され,山に入る方は気をつけて下さい。」と放送されていました。
もう熊が冬眠から覚めて,出てきたんですね。

 こちらは,今週ウメが一気に咲くでしょう。早咲きの寒桜がもう咲いていました。寒くてももう四月中旬です。春は駆け足でやってくるでしょう。
 桜の開花はどうなるでしょうか。

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