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合成写真とシュールレアリスムという考え方

小友の桜
小友の桜(コンポジットによる2コマ合成)

 この桜の写真は2枚を合成したものです。1コマ目はさくらの写真を,もう1コマは満月の写真を組み合わせました。月の上の明るい星は木星です。
 この写真は,ひとつの試みとしてつくってみましたが,果たしてこういう写真はいいのか,好ましくないのかという話が分かれるところです。これには写真の記録性からして現実に合わないものをねつ造しているという結果になるからです。確かに記録性が大切にされる場合は合成は絶対避けなくてはいけません。しかし,作品づくりという点では合成もよいのではないかとわたしは思うのです。
 わたしが若い頃,シュールレアリスムという文学の潮流にはまりました。超現実主義と訳されたシュールレアリスムは,「事物同士の新しい出会い」による新しい世界をイメージして,文学,映画,絵画,ファッションの新しい潮流として一世を風靡しました。
 私の本棚にもアンドレ・ブルトンから始まり,瀧口修造の詩的実験まで懐かしい本が並んでいます。
このシュールシアリスムの考えは前衛的ながら,イメージの創造という点で大変刺激的です。これを写真の分野に当てはめると,様々な作品づくりが可能になります。果敢に新しい写真の領域にチャレンジすることも興味深いことです。 
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