FC2ブログ

「坂の上の雲」のあの場所

白馬8.4 085-2s船越の頭から小蓮華への尾根を望む
 8月4日から8月6日まで白馬岳に登ってきました。
 そのネタでずるずると引っ張ってしまっていますが,もう少しお付き合い下さい。

 ドラマ「坂の上の雲」は,わたしも大変おもしろく見ていました。
 そのタイトルバックになっていた道覚えていますか。低く構えたカメラが道すれすれに登りながら尾根道を映していくシーンです。この曲を聴きながらどうぞ。


 おっ。どこの尾根道だろうと歩きをする方はどなたも考えたと思います。これも偶然なことですが,白馬大池から雷鳥坂を登り,船越の頭というピークで休んでいたら,「あの道が有名になった道ね。」と正面に見える尾根を指さして話しているグループが居たわけです。「何で有名なんだろう。」と自然と聞いていますと,「坂の上の雲」で流れる道がまさに今見えている尾根道だということが分かったのでした。

白馬8.4 556-2s坂の上の雲を見て登る登
 「坂の上の雲」の前口上(ナレーション)には坂の上の雲というタイトルになった経緯を次のように言っています。
登っていく坂の上の青い天に
もし一朶(いちだ)の白い雲が輝いているとすれば
それのみを見つめて,坂を登って行くであろう


白馬8.4 506-2s
 小さな島国である日本が,輝く一朶の白い雲のみを見つめて駆け上がっていく様が見えるようです。
 しかし,自然に溶け込むことによって生きてきた祓いやみそぎの日本人が「意志」を持つということはどういうことなのでしょうか。西洋思想を入れた日本が,「楽観主義」という風に乗ってどこへ行こうとしていたのかということを浮き彫りにした司馬遼太郎は終生昭和という時代を書かなかったことを重く見るべきでしょう。

 さて深呼吸を一つして,わたしもこの尾根をゆっくりと登ったのでした。


◎このブログの写真はすべてサムネイルで載せています。写真をクリックするとアルバムが立ち上がります。写真を楽しみたい方はクリックしてみて下さい。

にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ
にほんブログ村
関連記事