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伊豆沼のハス「西行」

ハス 067-2s夕暮れの伊豆沼
 こちら伊豆沼も毎日暑い日が続いていてますが,今とばかりにハスはいよいよ咲き誇っています。
 しかし,終わりに近づいているのか,ハスの背丈がぐんと伸びてきています。遊覧船は岸から見ていても屋根しか見えないのです。(写真4枚目)

 ハスの写真を撮っていると難しさを感じます。朝の光の具合,みっしりと広がった感じや奥行きを考えたピント,マッスとしてのかたまりのボリューム感。何枚撮っても納得できないものです。そうこう言っている内にハスも終わってしまいますからとりあえずですが載せておきます。
ハス8.19 146sハスに埋もれる
 このハス。花もきれいで,実もおいしいんですが,困ってもいるんです。殖えすぎて,沼の他の生き物に影響を与えているんです。まず光が遮られて,沼の底に光が届かないので,他の水草類が駆逐されてしまっているようなのです。それに伴い,水生生物も変わってきています。また,枯れたハスが年ごとに分解されないで,沼の底に溜まって堆積しているのです。この現象が年を追う毎に進んでいっています。まあ,蓮根がハクチョウなどの餌になるという良さもあるんですが,考えなくてはいけない時期です。
ハス 075-2s残照かすかなり
さて,今日は大河ドラマ「平清盛」にも出て来る「西行」についてです。櫻や月を数多く歌に残している西行はなぜあれほどに櫻や月に魅せられていったのか。西行の自然の見方に興味が湧いたわけです。
西行 (新潮文庫)西行 (新潮文庫)
(1996/05)
白洲 正子

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ハス8.19 351s遊覧船
 新古今和歌集が編されたのは,西行が死んで十五年もたってからですが,西行の歌が九十四首も撰ばれています。彼のたどり着いた風景のとらえ方がどれほどのものだったかが分かります。
ハス8.19 296sハス
 23歳で出家した西行は歌という表現に終生こだわり続け,その天賦の才を見事に花咲かせました。
 西行の歌には移りゆくものを感じさせる風のような「かるさ」を感じます。

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